こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。
いよいよ始まりましたね~ 伊勢湾ヒラメの泳がせ釣り!!
今年は師崎の船宿さんでは11月15日から18日にかけて開幕し、スタートから爆釣に次ぐ爆釣で凄いことになっていますね!
メインポイントは伊勢湾口エリアの伊良湖沖ですが、海が悪くて外海に出られない時であっても内湾で釣りが出来るのが愛知エリアのヒラメ釣りの利点。
外海でしかヒラメ釣りができないエリアの釣り人にとってはうらやましい環境です♪
ヒラメ釣りのキモはエサ付けとあわせです。
エサのイワシは弱りやすいので、なるべく手早く針を刺す必要がありますが、その際、なるべく水から出す時間を短くするように気を付けることと、強く握り込まないことが重要です。
また、あわせですが、私はアタリがあったら穂先に掛かるテンションを一定に保ちつつ、徐々に上へ上へと仕掛けを上げていきます。
こうすることで、ヒラメは海底から離れてエサを追いかけ、一気に喰い込んで本アタリが出ることが多いように感じます。
もちろんいつも成功する訳ではありませんが、時にヒラメの喰いが活発な時期は送り込んで食わせるよりも本アタリが出るまでの時間が短く、確実に針掛かりするケースが多いように感じます。
もし、ヒラメのアタリに対応しきれずにバラシてしまうことが多いようであれば試してみてくださいね♪
これからのシーズンはワラサウやブリなどの大型の回遊魚がヒラメ狙いの仕掛けに食いついてくることも多くなります。
ジギング船の釣果情報でも11月の中旬過ぎくらいから徐々に大型の回遊魚の釣果が目に付くようになってきました♪
一般的なヒラメの仕掛けは6号前後のハリスを使っているものが多いのですが、不意の大型回遊魚に対応するには6号ではやや心許ない感じがします。
よって、おススメするヒラメ仕掛けのハリスの号数は8号!大型回遊魚の確立が高いのであれば10号でもいいでしょう。
せっかく掛かった魚をハリス切れでバラすのは悔やみきれませんからね。
大型回遊魚の中でも一筋縄ではいかないのがサワラです。
昨年も水温が下がりだすと同時に伊勢湾口のポイントにサワラが回遊し始め、市販のヒラメ泳がせ仕掛けをスパスパと切って、仕掛けがいくらあっても足りなくなってしまうなんてことも。
去年、船長も10号以上のハリスを使った仕掛けを持ってくるようにお客さんに伝えて対処したのですが、10号、12号のハリスでもサワラの歯にかかれば赤子の手をひねるように簡単に切られてしまいます。
そんなサワラをどうしても釣りたい!
ということで、今年、イシグロオリジナルのサワラ対応仕掛けが2種類、発売になりました。
一つは半田店の吉田フィッシングマイスターが考案したもので、ワイヤーを使用した仕掛けです。
仕掛けが呑まれにくくなるようにと、親針にムツ針を使っており、通常通り、孫針はエサの背中やお腹に刺すタイプです。
ワイヤーハリスを使用していますので、フロロカーボンハリスに比べてハリス切れの確率は格段に低くなるのが特徴です。
もう一つは私、フィッシングアドバイザー宮崎が考案したこちらの仕掛け♪
通常の泳がせ仕掛けとはエサの付け方が違います。
親針は通常通りイワシの鼻に刺しますが、そこから伸びているハリスについている針はエサには刺しません。
その目的は、エサへの負担を極力小さくすること。
ワイヤーも、太いハリスも、大きな針も、エサのイワシが泳ぎ回るのには抵抗が大きく、イワシが海底で元気に泳ぎ回るのには大きな負担となります。
そのため私の仕掛けは、親針こそサワラに飲み込まれにくいようにと、大型のムツ針を使用していますが、孫針はイワシには刺さず、そのままエサの体に沿わせた状態で使用するように作られています。
また、私の仕掛けの孫針はサイズこそ小さいものの、タテ釣り(落とし込み釣り)でも使用されている太軸の強力平打ち針を使っています。
この孫針に施された平打ち針のきらめきと、さらに針に巻きつけたフラッシャーのきらめきで、ベイト単体だけよりも強いアピールが可能となり、強烈にフィッシュイーターを引きつけます。
私の仕掛けはサワラだけでなく、大型のブリにも余裕で対応できる仕様になっていますが、ハリスはエサの動きを殺さないようにとフロロカーボンを使っていますので、針掛かりしたサワラを100%キャッチできるという訳ではありません。
でも魚へのアピールとイワシへの負担が小さくなることでヒットチャンスは格段に上がるはず。
その点をご理解いただき、使用していただければと思います。
是非、イシグロオリジナルのサワラ対応仕掛けで去年のかたき討ちをしてくださいね♪