こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。
6月も半ばを迎え、暑い日が多くなってきましたね。
各地の堤防も週末ともなれば釣りを楽しまれるファミリーで大賑わいです♪
中には釣りの経験が乏しいビギナーと思しき方々も多くいらっしゃいますが、今回はそんな釣りビギナーの皆さんに危険なお魚をお知らせしたいと思います。
魚釣りをしていると、いろんな魚が釣れてきます。かわいい魚、きれいな魚、美味しそうな魚、迫力のある魚、変な魚・・・
殆どの魚は素手で触っても全く問題はないのですが、お魚の中には自分の身を守るために、毒を持っていたり鋭い歯やヒレを持っているものもいます。
今回はこれから釣りを始めよう、釣りを始めたけれどあまりよく知らない、といった方に向けて、海釣りで出会う可能性のある「危険なお魚」を紹介させて頂きますね。
まずはこちらをクリック♪
イシグロHPの釣りビギナー向けコンテンツの中で紹介されている危険なお魚達です。それぞれのお魚の特徴を覚えておいてくださいね。
次はHPで紹介をしていない種類の危険なお魚です。
まずはアカエイです。
写真の黄色い丸のところにある毒針が超危険箇所で、こいつに刺されたらすぐに病院に直行!
針が鋭いギザギザのノコギリのような形状になっており、長靴やゾウリなんかも簡単に貫通してしまいますので、水際に立ちこむときには注意が必要です。
アカエイは浜名湖や三河湾、大型の河川の河口部などに結構います。私は食べたことがありませんが、食べると意外と美味しいということです。
北日本では食材としてポピュラーな魚らしく、スーパーなどでも売っているそうですよ。
食材にされる場合は黄色い丸の上あたりで尻尾をズバッと切り取ってから調理をしましょうね。
続いてフグです。
フグはご存知テトロドトキシンという超危険な毒をもっていますので、これを食用にしようなんていう命知らずはいないと思いますが、フグにはもう一つ危険が潜んでいます。
それは・・・歯が鋭いんです。浜名湖や堤防釣りなどでも釣れる「クサフグ」も鋭い歯を持っています。
クサフグは釣れ上がってくるときにおなかをパンパンに膨らませてあがってくるときがあります。
おなかの膨らんだフグを面白がっていじっている最中に間違って噛まれると間違いなく「出血」。
とは言ってもちょっとした切り傷程度の怪我ですのでさほど心配しなくても大丈夫ですが、大型のフグが釣れたときには充分に気をつけましょうね。
釣り針を噛み切ってしまうほどの強烈な歯で噛まれたら、フグの大きさによっては大怪我になってしまう可能性もありますよ。
歯に注意という事でもう一つ、今度はタコです。
ユーモラスな姿からは想像しにくいかもしれませんが、タコにも鋭い歯があるんです。
タコは肉食性で、貝やカニ、エビ、小魚などを食べています。長くて強い腕で獲物を捕らえ、足の根元の裏側にある口まで運んでムシャムシャと・・・
この歯に噛まれるとフグのときと同じようにやっぱり「出血」。面白がっていじっていると痛い目にあいますのでご注意くださいね。
そうそう、タコの吸盤に吸い付かれると意外と痛いのも知っておいてください。
何事についてもいえることなのですが、正しい知識を持っていると事故を未然に防ぐことが出来ます。ぜひ覚えておいてくださいね。