こんにちは、イシグロ豊田店渡辺です。
本日はボートシーバスのススメ第5弾をお送りします。
これまではタックルや釣果をご紹介してきましたが今回は実際どんなポイントでどの様に狙うのかをご紹介します。
ボートシーバスと言っても釣り方にはいくつかパターンがあります。昼間の穴打ち、ストラクチャー打ち。ナイトのミノーゲーム。東京湾で近年流行っているビックベイトを使ったコノシロパターン等等。
色々な釣り方がありますが今回は初心者でもシーバスを釣りやすいオーソドックスなナイトのミノーイングをご紹介します。
①シーバースの狙い方
この釣り方はベイエリアのボートシーバスゲームで良く狙うポイントの一つです。覚えておいて損は無いですよ。
昼間の釣りでも狙うポイント!!というよりデイゲームのメインの釣り方です。では昼と夜では何が違うのか。それはズバリ魚のいるレンジです。
シーバスはご存じの方も多いように主に夜活発にエサを捕食する魚です。つまりは夜は活性が上がり表層付近までベイトを追いかけるのですね。
逆に昼間は底の方に潜んでいるわけです。そこで昼間はバイブレーションやスピンテール等の深いレンジを探れるルアー、夜はシンキングミノー、あるいはシンペン、トップウォーター等の表層付近を探れるルアーの出番になるわけです。
それでシーバースの狙い方はというと・・・とにかくシーバースの奥にキャストして探るという事に尽きます。
図で表すとこんな感じです。⇩⇩⇩
バスフィッシングをやった事があるアングラーなら馴染みがあるのではないでしょうか。要領としてはオーバーハングの下等を狙ういわゆるカバー打ちの要領です。
ボートからやるのでポイントにはある程度接近できます。そこでタックルは5フィート半から長くて6フィート半までのロッドが使いやすいのです。
スピニングorベイトはお好きなほうでOKです。渡辺はスピニングの方が投げやすいのでスピニングを基本使ってます。
ラインはPEなら1.5にリーダーは20から30lbがオススメです。ナイロンやフロロなら16lbってところでしょうか。
何故1.5号のPEを使うかというとシーバースの柱にはカキやイガイ等の貝類が付着しています。魚が抵抗してそんなのに巻かれたらプツンと切られて終わりです。
そこである程度太いラインで穴の外まで寄せてきてしまうことによってラインブレイクを軽減できるわけですね。
②岸壁の狙い方
主に常夜灯の点いている岸壁の明暗部を狙います。図で表すとこちら⇩⇩⇩
このシェードにキャストできるか否かで釣果は左右します。タックルはシーバースの釣りより長い7フィートクラスまでが使いやすいです。
ラインはこの釣りならPE1.0や1.2号でもOKです。渡辺はそのままPE1.5号でやっちゃいますが(笑)使用ルアーはシーバース狙いと同じ物でOKです。
③ライト周りの狙い方
常夜灯と一口に言っても白色の物とオレンジ色の物があります。白色のライト周りではしっかりと明暗の暗に投げる。
オレンジ色のライト周りでは明暗付近に投げればOKと覚えておいてください。基本的にシーバスのバイトは明暗部の境目で多く来ますのでしっかりと暗に投げる事を意識しましょう。
図で表すとこちら⇩⇩⇩
タックルやルアーはシーバース狙いや岸壁狙いと同じでOK。つまりは1タックルあれば良い釣りといえます。もちろん異なるルアーを着けた2タックル用意でもいいですよ♪
次回は昼間の釣り方について解説しようと思います。それではまた。