みなさんこんにちわ(^^)/
イシグロフィッシングアドバイザーの
山川翔です‼
突然ですが、
みなさんは
釣りをしていて
『潮』って
気にしたことありますか???
干潮がどーたら、満潮がこーだら、
潮目がなんたら、潮止まりがかんたら、
〇〇潮
潮〇〇
釣り人の会話によく出てくるワードですよね♪
今回のブログでは、
『潮』と『釣り』の関係について
解説していきたいと思います!
闇雲に糸を垂れるのではなく、
潮の動きや潮の大きさを予測することができれば、
ググゥーッと釣果が変わるかもしれませんよ~⁉
まずはみなさん、
これ!
みたことありますか?
イシグロでも配布している
『潮時表』ですね♪
まずは潮の動きについて
潮時表を使って理解していきましょう♪
ペラリ。
・・・"(-""-)"
ん~~~なにがなんだか(笑)
という人も多いと思います。
まずは潮時表の基礎知識から解説していきます!
☆干潮(かんちょう)&満潮(まんちょう)
↓↓↓
海水の水位変動(潮の干満)というのは、
月と太陽の引力によって発生するものです。
簡単に言えば、
干潮とは水位が低い時、
満潮とは水位が高い時のこと!
基本的には
干潮は1日に2回、満潮も1日に2回やってきます。
干潮→水位が徐々に上がって→満潮→水位が徐々に下がって→干潮→水位が徐々に上がって→満潮
の流れです。
水位が上がっている時を上げ潮
水位が下がっている時を下げ潮と言います。
なお、
干潮時と満潮時は、
水位が上がりも下がりもしない時間=潮止まりとなります。
釣りをしていてこんな光景みたことありませんか?
水に浸かっていない場所なのに、
貝やら海藻やら海中で生きる生物がビッシリ!
これこそ潮が満ち引きしている証拠ですよね♪
ちなみに、
潮時は地域によってズレがあります。
釣りに行く場所と同じ地域の潮時を調べるようにしてくださいね!
☆潮の名称
潮時表をよく見てみると、
小、中、大、長、若と謎の漢字。
吉〇家の牛丼のサイズ‼
違います。
この漢字は潮の大きさを表しています。
潮の大きさとは潮の干満差の大きさということです!
小潮(こしお)<長潮(ながしお)<若潮(わかしお)<中潮(なかしお)<大潮(おおしお)
の順に潮の大きさが変わり、潮が大きくなっていきます。
つまり、
小潮時→潮が引いた時の水位と、潮が満ちた時の水位の差が小さい
大潮時→潮が引いた時の水位と、潮が満ちた時の水位の差が大きい
ということです(^^)/
☆月の満ち欠け
潮時表の潮の大きさの横に謎のマーク!
気が付きました???
これは月の満ち欠けを表しています。
半月
新月
半月
満月
潮の干満は月の引力に関係していると説明しましたが、
半月の時には小潮、満月や新月の時には大潮が被るようになっていますよ!
では、
以上のことを踏まえ、
もう一度潮時表を開いてみましょう♪
お手元に潮時表があれば実際に見ながら聞いてくださいネ!
お!
基礎知識があると、
なんとなーく理解できちゃいませんか???
まずは左ページを見てみましょう♪
たとえば2021年2月20日(土)
名古屋の潮を調べるとします。
2021年2月20日(土)は、
潮の名称→小潮
月の満ち欠け→半月
日の出時刻→AM6:33
日の入時刻→PM17:40
潮の満ち引きは、
1回目の干潮(潮止まり)→AM4:02
潮が徐々に満ちて
1回目の満潮(潮止まり)→AM10:20
潮が徐々に引いて
2回目の干潮(潮止まり)→PM18:03
潮が徐々に満ちて
2回目の満潮(潮止まり)→翌日のAM0:41
という流れだということがわかりますね!
ではこのまま右ページを見てみましょう♪
右ページは左ページに記載されている潮の干満が
グラフになっているだけ!
左端の目盛りを読めば、水位の変化もわかりますね!
20日(土)の1回目の干潮から満潮では、
干潮時約100cmから満潮時約160cmで、
約60cmの水位上昇が予測できます。
先ほど、
潮の大きさとは潮の干満差の大きさ
と説明をしましたが、
それはこのグラフからも読み取れます。
大潮まわりと小潮まわりでは、
水位の変化がこんなにも違うんです!
大潮まわりでは干潮と満潮で、
およそ2mも水位が変わってくる日があります!
台風(高潮)のニュースで、
大潮満潮を警戒するのはこのためなんですよ~!
では、
この『潮』が、
釣りにどう関わってくるのか!
いよいよそこを説明していきますね!
①潮が動くタイミングを狙う!
潮が動いている時間とはいつなのか?
それは干潮と満潮の間です。
水位が下がっている時、水位が上がっている時、
潮は常に動いています。
「潮が動いている時は魚が釣れやすい!」
昔からよく言われますが、
実際、
潮が止まっている時より、
潮が動いている時のほうが、
良い釣果に恵まれることが多いような気がします!
(ほとんどの釣りで)
では何故、潮が動くと魚が釣れやすいのか?
諸説ありますが、
潮が動くと、上図のように、
→海水中へ溶け込む酸素量が増える
→海水中の虫エサやプランクトンがたくさん流される
しいては魚の活性も上がるというメカニズムらしいです♪
では、潮時表を見てみましょう↓↓↓
例えば、2月10日(水)を見てみます。
1回目の満潮と干潮は、満潮AM5:52→干潮AM11:28
2回目の満潮と干潮は、満潮PM16:58→干潮PM23:48
潮の動きとしては、
AM5:52に満潮で潮が動かなくなる(潮止まり)
↓
☆チャンス☆潮が動き出す(水位が徐々に下がる)
↓
AM11:28に干潮で潮が動かなくなる(潮止まり)
↓
☆チャンス☆潮が動き出す(水位が徐々に上がる)
↓
PM16:58に満潮で潮が動かなくなる(潮止まり)
↓
☆チャンス☆潮が動き出す(水位が徐々に下がる)
↓
PM23:48に干潮で潮が動かなくなる(潮止まり)
といった流れです。
潮が動いている中でも、
潮止まりの前後は最も潮が動くと言われています。
満潮/干潮の前後1~2時間は☆チャンス☆タイムですよ!
ぜひ狙ってみてください♪
中潮~大潮まわりであれば、
潮の動きも一段と強くなりますので、
さらに魚の活性がUPすることが期待されますね‼
余談になりますが、
実際に潮が動いているかどうか、
現場で確かめる方法がいくつかありますよ!
こんな具合です!
流木などの漂流物が動いていたり、
投げた仕掛けが横に流されたり、
潮目が発生し始めたり、etc…
潮目というのは、
違う種類の海流がぶつかってできる境界線のことです。
釣りをしていて、
海面に白っぽい帯状のものが見えることありませんか??
あれが潮目です!
画像ではわかりにくいですが、
海に潮目が発生するということも、
潮が動いている証拠になるんですよ~!
海流同士がぶつかる潮目の周辺には、
大型魚のエサとなるプランクトンや小魚がいっぱい!
恰好の釣りスポットにもなります♪
②マズメ時と重なるタイミングを狙う!
朝マズメ、夕マズメって聞いたことありますか???
朝マズメとは日の出前後の時間帯。
夕マズメとは日の入前後の時間帯を指します。
魚が活発にエサを食べるマズメ時はチャンスタイム!
大漁を狙うなら絶対に外せない時間帯ですよね!
で、あるならば!
いい潮まわりで、
潮の動くタイミングとマズメ時が重なれば、
もっと魚は釣れるはず!
潮時表を見てみましょう↓↓↓
例えば2/12(金)
潮まわりは大潮で、
1回目の満潮前後と日の出(朝マズメ)がほぼ重なっており、
2回目の満潮前後も日の入(夕マズメ)とほぼ重なっています!
完璧だ。
※個人的な意見です(笑)
こんな日には大物を狙いに行きたくなっちゃいます( *´艸`)
エギングでアオリイカ、サーフで青物なんかも良いですね♪
実際にこの理論で
山川は何度も良い思いをしていますよ( *´艸`)
※100%ではありません(笑)
参考にしてみてください♪
③シーバスフィッシングと潮の関係
最後に‼
山川が大大大好きな、
『シーバスフィッシングと潮の関係』
について少しお話します!
例えば、
河川でシーバスを狙うとなった時、
ボクが絶対に外せないタイミングは『下げ潮』です。
潮が下がってくると、
満潮時に浅瀬に逃げ込んでいたベイトが、
強制的に本流に戻されます。
こうなってくるとシーバスもベイトを捕食しやすくなり、
ルアーでも釣りやすくなるというわけです!
さらに、
下げ潮は『橋脚撃ち』にもベスト!
シーバスを狙う上で重要なファクターが橋!
橋の下に出来た暗部(陰)にはシーバスがたまりやすく、
下げ潮になると遊泳力の弱いベイトが下流に流され、
それを待ちかまえていたシーバスが捕食スイッチON!
川の上手からルアーを流し込んでやる(ドリフト)と
バッコーン‼と釣れちゃうわけですね!
このように、
シーバスフィッシングと潮には
ふかぁ~い関係があるんですよね~(^^ゞ
皆さんも、
様々な釣りにおいて『潮』を意識してみてはいかがでしょうか‼
潮時表の予測(干潮満潮の時刻や水位)には必ず誤差が発生します。
釣行計画の参考にする程度に考えてくださいね♪
最後まで読んでいただき
ありがとうございました‼
それでは‼
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