2021年春はここ数年でトップクラスの好調だった伊豆半島地磯のヒラスズキ!
後半戦の好期が迫っています!
そこで、これから始めてみたいという方に向けて簡単にですが必要なものや心構え等を説明したいと思います。
※安全面を最優先に考え、「足場が高く波が這い上がる事のない地磯」を想定して解説致します。
波に洗われるような危険な地磯(≒ウェットスーツ等の特殊装備が必要な地磯)は、入門者にはお勧め致しかねますのでご了承下さいませ。
また、磯場までのアプローチが険しい場合も多く、相応の体力等も求められるので、【人並み以上の体力と運動神経がある方】に挑んで頂ければと思います。
【必須安全装備】
①浮力材式フローティングベスト
→もしもの際に絶対必要です。破裂の危険性があるので自動膨張式は絶対NGです。いざという時に身体を守るプロテクター効果もある浮力材式を選びましょう。
②スパイクシューズ
→波に洗われない磯でも足場が悪い事には変わりがないので絶対必要です。
フェルトスパイクタイプがゴツゴツの溶岩タイプの磯、ツルツルの岩盤タイプの磯両方に効くのでオススメです。
ただし、地磯までのルートに多い泥や落ち葉の斜面にはフェルトスパイクが効きづらいので、その場合はピンスパイクを選びましょう。使い分けが大事です。
③レインウェア
→足場の高い磯でも波シブキを被ることがあるので必要です。
④グローブ
→釣りの最中は勿論、移動中に手を守るためにも必要です。安全面を考えると全ての指先を覆うフルグローブがベストです。
⑤携帯電話用防水パック
→もしもの時に連絡を取る為、通信手段の確保が大事です。最近は防水の機種も多いですが念のために用意しましょう。
【必要なタックル】
①ロッド
→危険な磯際からは可能な限り離れたい、また、足場の高い磯の足元までルアーを引きたいので11ft以上のロングロッドが必須です。
20~30gクラスのルアーを強風下でもコントロールキャストのできる【芯】の強さがありつつ、魚を掛けた時にしっかり曲がり込む適度な【しなり】がある物が理想です。
具体的にはMax40~50gクラスのヒラスズキ専用ロッドがオススメです。
②リール
→後述のラインを十分な量を巻けるサイズで、強風下でも糸フケの処理が速いギヤ比の高いものが向きます。
具体的には4000~6000番でダイワならH(ハイギヤ)、シマノならHG(ハイギヤ)もしくはXG(エクストラハイギヤ)がオススメです。
③ライン
→磯はラインが傷つきやすいので太目が向きます。PE1.5~2号を150m以上、できれば200m巻いておけば安心です。合わせるショックリーダーは30LB(8号)以上がオススメです。
④ランディングネット
→足場の高い磯は必須です。大は小を兼ねるので6mクラスのランディングシャフトに60cmクラスのランディングネットがオススメです。
【必要な心構え】
①無理はしない
→釣りの最中は勿論、行き帰りの道中も無理は禁物です。少しでも危ないと思ったら引き返しましょう。
②単独釣行は避ける
→装備が万全でも単独釣行で落水、滑落したら助かる保証はありません。複数人で行動し、いざという時に備えましょう。
③緊急事態には118番
→海上保安庁の緊急ダイヤルが【118番】です。もしもの時にすぐ掛けられるよう電話帳登録をしておきましょう。
…準備としては以上です。
具体的にどの製品が良いかは各々のスタイル等によっても変わるので、店頭にてスタッフにご相談頂ければと思います^^
伊豆のヒラスズキ入門の際は、是非イシグロ伊東店へご来店下さい!