こんにちは。イシグロ静岡中吉田店大石です。
-「ストローガイドセッティング」- ロッド好き、ビルディング好きな方は一度は聞いたことがあるガイドセッティング。近頃は売り場でも聞かれることが増え、興味を持っていました。
今回は私がなんちゃって「ストローガイドセッティング」ロッドビルディングを行いご紹介させていただきます!!
現在のガイドバランスが(4cm)-(4cm)-(4.5cm)-(5cm)-(5.5cm)-(6cm)-(6.5cm)-(7.5cm)-(8.5cm)-(10cm)-(11.5cm)(トップガイド~バットガイドまで73cm)
ロッドの全長が151.5cm 2ピースロッドとして考えると#1側にすべてのガイドが付いていることになります。
「横風が吹いた時PEラインがバットガイドまでのラインがたわんでしまい、無風時より大きく飛距離が落ちる。」に対応すべくバット側ガイド位置を調整していきます。
0.5cmから1cmほど微調整していきました。紆余曲折ありバット3点を動かしてガイド間隔はこのようになりました。(4cm)-(4cm)-(4.5cm)-(5cm)-(5.5cm)-(6cm)-(6.5cm)-(7.5cm)-(9cm)-(11cm)-(13.5cm)(トップガイド~バットガイドまで76.5cm)
このセッティングなら2ピースロッドとして考えても、なんとか#2にガイドが入っていることになります。
リールからのラインの進入角度はきつくなりますが妥協できそうなギリギリを目指します。
ティップ側の曲がりを再度チェックします。
こんなに曲がることはないですが、ガイド全部写るくらい曲げてみました。
キャスト時、フッキング時、ファイト時、全てにおいてバット側のパワーもしっかり使えるロッドとなりました。
コーティングをする前に、手軽なライトゲームのハゼクラでキャストチェックとルアー操作感度チェックをしてみました。
キャスト感は前回のバランスの方がスムーズで良かったですが、横風時のラインのたわみが減りストローガイドセッティングの利点を感じることが出来ました。
ルアーの操作感度は、使用したルアーがクランクということもありブルブル手に伝わりやすい物でしたが、グラスブランクとは思えないほど手感度を大きく感じました。多数のガイドを配置する事による恩恵で、ボトムタッチやルアーの動きを感じ取れているんだと実感しました。
ハゼのサイズはご覧の通り小さかったですが、アタリも明確でとても楽しめました。
最後の工程はガイドスレッドのコーティングになります。
コーティングに関してはこちらの動画を参考にしてください。
ご存じの方も多いかと思いますが、私はこちらを使ってコーティングしています。
少し見づらいですがコーティング後の写真になります。
ティップ側
バット側
ガイド全体
ロッド全体
思い描くロッドを形にする「ロッドビルディング」手間も時間もかかりますが、
自分にとっての正解探しをする時間はとても楽しいものです。
今後はこのロッドを使った釣りを紹介できたらと思います。
ストローガイドセッティング
良かった点
・多点ガイドによる感度アップの効果を実感できます。
・横風時に影響を受けにくく、飛距離アップに貢献します。
・キャスティング、フッキング時にブランクパワーを伝えやすい。
悪かった点
・ガイドの取付作業はなかなか根気が必要です。時間をかけ楽しむことが重要です。
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もくじ
イシグロの誇るロッドビルディング集団タックルオフ。
数あるイシグロの中でもロッドビルディング品揃え最強店の
静岡中吉田店スタッフによるロッドビルディング記事をまとめました。
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捨てる前に是非一度お持ち込み下さい。
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こちらのページでは、「竿を自分で作りたい」「竿を自分で改造したい」けれども方法が分からない・・・・
そんな声を非常に多く聞きます。そこで、ロッドビルディングの作業方法の動画を集め一覧にしました。
こちらの動画を作業の参考にして、ロッドビルディングにチャレンジして下さい♪
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