こんにちは 静岡船FM静岡中吉田店の成瀬です。
今回は、いつかはやってみたいと思っていたロッドビルディングに挑戦してみましたので
その様子を簡単にお届けいたします。
船FMとして作ったのは、もちろん総糸巻船竿です。
釣り物としては
タチウオ・アマダイ(オモリ80号~150号)
アジ・イワシ泳がせ(オモリ80号)
手持ち釣り用で7:3の汎用竿。
アマダイ釣りではズボッと泥に埋まったオモリの抜きやすさと誘いやすさ、タチウオでは100m以深とちょっと深い所での誘いやすさ・アタリが取りやすさ
イワシ泳がせは大型ハタが来ても大丈夫なパワーが欲しい!
ということで今回のブランクは
Bグラスソリッド 元径9mm 全長1600mm を選択しました。
リールシート部分はすでに持っている為、
これを使いました。
ロッドカラーは、全体はブラックで#3ガイドから穂先までは夜でも見やすいように白にしたいので
まずは各パーツ仮組してガイド位置を決定しました。
ガイドはトップガイドPMNST、Kガイドを使用。
その後は、ブランクに糸巻をしていきました。
穂先は 東邦産業 ラメスレッド LM11、そこから下はLM29で巻きました。
穂先部分はスレッドの発色が良くするために、タックルオフ工房で白色にウレタン塗装してもらいました。
総巻き完了しました。
総巻き後、エポキシコーテイングをしていきます。
タックルオフ工房職人 疋野先生にお手本を見せてもらいました。
3回ほど塗って完了。
表面がボコボコしているので研磨します。
160、320,600番で削っていきました。
ある程度擦れましたがまだ光っている所があるので削ってデコボコを無くします。
艶がなくなり、デコボコを確認して研磨完了。
仕上げにウレタンコーティング。
これで総巻き部分は完了。
フェルール,グリップを装着します。
まずはスパインを出しておきます。
グリップ、フェルールは
グラスブッシュLBD20
フジ フェルールBFA20-15.5
東邦産業 EVAグリップ20用
を購入。
まずはブランクとフェルールの隙間を埋めるためにグラスブッシュを接着して
隙間をスペーサーテープで調整して
先ほど付けたスパインの位置を確認して接着して完了。
次にグリップ取付
スペーサーテープで隙間を調整して
グリップ取付完了。
ガイドを取り付けて行きます。
使用ガイドは
PMNST6
PKWSG6×5個
PKWSG7×2個
PKWSG8×1個
PKWSG10×1個
PKWSG12×1個
PKWSG16×1個
PKWSG20×1個
です。
穂先はジャストエース Cスレッドのオレンジ。
他は総巻きにも使ったスケルターワークス ラメスレッドにピンラインはプロラップ メタリックDスレッド シルバーで巻きました。
コーティングしていきます。
1回目。右がコーティング後、鮮やかになりました。
2回、3回コーティングして完成!
オモリ100号背負わせるとこんな感じの仕上がり。
アマダイ、タチウオに使いやすそうということで
2日後にさっそくアマダイ釣りに行って来ました。
その様子はこちらから→2022年12月20日シロアマダイ釣行。
オモリを底から抜きやすく、誘いやすい、魚が引いたら思ったよりも曲がってくれてやり取りしやすかったです。
自分の好みの感じに仕上がって良かったです。
今回初めて総巻き糸ロッドを作ってみて、たくさんあるブランクからいろいろ想像して選び、時間を掛けて作り、それを使っているだけでも楽しかったです。
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もくじ
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数あるイシグロの中でもロッドビルディング品揃え最強店の
静岡中吉田店スタッフによるロッドビルディング記事をまとめました。
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こちらのページでは、「竿を自分で作りたい」「竿を自分で改造したい」けれども方法が分からない・・・・
そんな声を非常に多く聞きます。そこで、ロッドビルディングの作業方法の動画を集め一覧にしました。
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