こんにちはタックルオフ高林店の堀田です!!
秋ですね~
遠州地方の秋はサーフの釣りがおもしろいです!!
そこで、春より製作を続けてきた『ロジギア99』が完成しましたので、実釣テストと合わせて報告します。
高弾性素材40tカーボンを使用したロジギアシリーズの99モデルは、とても既製品のロッドには使用できない程の最上級のカーボンシートを使用しているため、非常に反発力が強い!!
反発力が強いと『飛距離』、『パワー』が向上し、カーボンに含まれているレジン(接着剤)の量も限界まで少ないため『響くような感度』の伝達が向上します。
さらに・・・
性能の高いカーボンのおかげで、必要なパワーを出すためのカーボン素材量が少なくでき『究極の軽さ』が実現できるんです!!
既製品のロッドと比べてしまうと、既製品のロッドは使えなくなってしまうほどの違いを体感できます。
そんな既製品にはない夢のロッドが作れるのが、ロッドビルドの醍醐味ですね!!
今回はその最上級カーボンを使用した『ロジギア』の9.9ftをブランクタッチタイプのTVS17パイプシートを使用して夢のサーフロッドを製作しました。
サイズは40cmと小さいですが、何とか初の実釣テストでも魚を掛ける事が出来ました!
グリップ回りのパーツですが、TVSパイプシートにフロントグリップはLJFを加工して使用し、パイプシートとの間にメタルパーツのRSR-TVS17とRBE24のアルミパーツだけを使用し重ねています。
リールを固定する際に回転させる、アップロックのアッパーグリップには、EKSK17aを使用し、間にメタルパーツのKSK17-CBDOWNにFBC-VRを重ねました。
こちらのパイプシートから検索機能で、TVSに適合するグリップやメタルパーツが簡単に選ぶことも出来ます。
使用してみた感想ですが、最近流行の10Ftや10.6Ftよりも若干短く設定されていますが、長いレングスが活かされる飛距離を、曲がった際に戻ろうとする力が強い高弾性カーボン素材の『質』が飛距離を補うため、若干短くても同じぐらいの飛距離を出してくれるんです。
その若干の短さが『操作性』と『軽さによる疲れの軽減』を生み出してくれる良く考えられたブランクスです!!
しかもバットパワーは非常に強く、不意に青物が掛かっても十分に耐えられるほどのパワーです。
最近、青物の回遊が増え、本当に大事な要素です!!
今回掛けた魚は大きくなかったですが、自分だけのオリジナルロッドだけにサイズよりも魚を掛けた瞬間・感動は倍増です。
今回このロジギア99を製作した中で『より大きな魚を求めて』をテーマにしてきました。
このブランクは、改良を重ね人を選ばない誰でも使いこなせ、釣りをより愉しむことが出来ます。
商品の提供だけでなく、全力でお客様のロッドメイキングをサポートいたします!!
タックルオフ工房は全国から竿作りの依頼、修理、相談を受け付けております!!
初めてのロッドを自作したい方、ロッド製作をやり込んでいる方まで、『タックルオフ工房』が親切にお答えします。
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