こんにちは。タックルオフ中川かの里店野村です。ゲームARーCフルカスタムの最終章になります。書き始めたら文章が長すぎたので、3部構成とさせて頂きましたが、
これが最後になります。それでは開幕です。
ソリッドティップチューンの数日後、強度・使用感共に問題なかったからグリップ改造をやりたいとお客様がご来店してくれました。
まず、自分はグリップフルカスタムを希望されるお客様にはリールシートを決めてもらいます。
今回のお客様の希望は、エンドについているバランサーはそのまま使用しなおかつ、TVS16を使用したいとの希望でした。
ここで、第一の壁が立ちはだかります。グリップを分解し、径を計ってみると・・・・・・・
基本的にTVSを使用する場合は、カーボンパイプを使用するのですが、TVS16に合うカーボンパイプには太すぎて、そのまま接着するのには細いという・・・・どうしようという状況でした。
今回は、塗装とリールシート内部を削りなんとかなりましたが、お客様の希望にそえない場合もございますのでご了承下さい。
まだ、関門はあり、バランサーをそのまま使用するには、ガイドを外しリアグリップから作成しなければならない為、全てのパーツ接着に少しでも誤差があると調整も後からできないというものでした。
まだ、色々あるのですが文章より実際にどんなパーツ使用したかを見ていただいた方が分かりやすいと思いますので、エンド側からの画像をご覧下さい。
セパレート部にTVSのブラックタッチ部用にマタギさんから発売しているパーツをいれてあります。重くなりますが、カッコよくなりますよ。
リールシートはマタギさんに塗装してもらったクランベリーマーブルを使用。自分も一番好きなカラーです。オススメですよ。
金属パーツを複数使用する場合は挟み込むように使用すると落ち着いた仕上がりになります。
今回の金属パーツはダークガンメタ(クランベリーマーブルとの相性がいいですよ!)とスレッドでも使用したメタリックパープルの2色です。
例えば5色(同系色除く)ぐらいのカラーを使用するとまとまりや落ち着いた感じで仕上げるのが、難しいので、3色以内をオススメします。
また、飾り巻きのメインはダブルラップに使用したレインボーを採用し、メタリックパープルのピンラインをいれました。
あとフックキーパーをガイドのスレッド巻きと同パターンで取り付けし完成となりました。
これで、ゲームAR-Cフルカスタムの記事は完結となります。自分の文章では伝わりづらいことも多々あったと思いますが、読んでいただき、ありがとうございました。
もし、グリップ改造やガイド交換などに興味をもたれましたら、お近くのタックルオフにてご相談下さい。
タックルオフ中川かの里点では、11月12日(日)にメイキング講習会を開催します(参加費は無料です。)
ガイドの取り付けやスレッドの巻き方、ルアーロッドのグリップ作成・改造の講習会で予約制となっております。
まだ、空きがございますのでよろしければお問い合わせ下さい。見学も可能ですので、ご来店お待ちしております。