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イシグロ鳴海店より、リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!

2024/01/11
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  • ロッドビルディング・カスタム

 

イシグロ鳴海店(受付担当スタッフ大塚)より、

                                          リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!

こんにちは、

工房担当の福田です。

今回の依頼品は、デジーノ・・・グリップのみ、2本お預かり!!

スラングアンドゥLS-C64M+RX」 EVAのストレートタイプ。

スラングハングアウトLS-C72XHRST」 EVAのセパレートタイプ。

・・・・・・2本とも使用パーツは同じ!!・・・・・・・・

EVAエンドキャップ REC-30EBK12

 

グリップリアのフロント部90mmがコルク。 TRG27-10C17R

 

コルク取付後、接続部からEVAを指定の長さで取り付ける。 HTE42717

 

コルクとEVAの繋ぎ部からのシェイプ削りは2本とも同型依頼。

グリップの長さだけが変わるほぼ、、双子グリップ」を作成する。

いつもの様にEVAを剥がす。

パイプシートはA4紙を巻いて保護、

「グリップ全長の長い方」・・・LS-C64M+RXを①とする。

後はEVAを取り除き綺麗にする。

2本目のグリップも、同じ様にEVAを剥がす。

「グリップ全長が短い方」・・・LS-C72XHRSTを②とする。

こちらもしっかり保護巻きしておく。

パーツは同じだが、2本共ブランクの太さが違う為、

コアテープの調整に気をつける。

フロントは90mmまでがコルクを使用し、後はEVA になり、

コルクとEVAの接続部がシェイプ部の深部となる。

    

コルクは先に2本とも90mmでカット。

EVAも指定長さにカット。

旋盤機でEVAを先に1本ずつ削った所で気が付いた・・・。

カット面同士合わせれば・・・、

  

コルクも外径・内径2本同じ。

  

EVAも外径・内径2本同じ。 と言う事は、、、、。

  

合わせのジョイント部コルクとコルク、EVAとEVAを向き合わせて、

中心部の外径数値を基準にし、散らして削れば同じになる・・・。

散々削ったストレートEVAの削り具合で、それに気づくのが遅いと言う事がバレてしまう・・・。

確実で最短作業のコルク/コルクとEVA/EVAを、

両面合わせて最深部だけ削り合わせを行う。

中心から散らして削るだけ!!

短1号                    長2号  

旋盤機1号コルク/コルクをセット。   旋盤機2号EVA/EVAをセット。

 

2台で平行削りを行う、、、。

コルク/EVAの接地面を削り調整!! 

中心はどこ?  カット面が綺麗だとほとんど分からないが、、、、、、離すとここです。

                  同上。

「コントラストがハッキリした同型のグリップ」となる。

 

後は接着。

ワインディングチェックは、段差部にエポキシを注ぎ込み接着。

完成。

 

コルク部の全長は90mm、削り部は同じEVA

 

しっかり梱包完了。

ご依頼店のイシグロ鳴海店へ、

             定期便にて返送致します。

今回の作業金額合計は、2本の、、、。

      パーツ金額合計は、4,846円(税抜き)

         工賃合計金額は、12,400円(税抜き)となります。

ご参考までに、、、。

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