イシグロ半田店(受付担当スタッフ勝田)より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、スミス、「トラウティンスピン・GS-56ULTR」
依頼内容は、①と②です。
①「トルザイトガイドへ全交換・TOPガイドのみSiCリング」
②「#2のフロントチェックから前方ブランクの長さはそのままで、
フロントコルクを破壊してバットフェルールを取り付ける。」
・・・・・・・・・・お客様のご要望は、、、。・・・・・・・・・・・
「 一緒にお預かりしているチャンピオングリップに、
全ガイド交換、ブランクカット・フェルール付けて、、、。
お洒落な、、、、チャンピオングリップにIN!! 」
その前に大事な確認作業がありまして、、、。
①と②の作業の前に、、、
在庫のフェルールが入らないと始まらないので早急に確認!!
※出来なければ、今回のオーダーは白紙となってしまう、、、。
チャンピオングリップの内径が意外と細いぞぉ、、、。
ジャストエースのバットフェルールで一番細い径は、この7.5パイ。
差し込んで見ると、、、、、ジャストフィット!!
後はゆっくり締め込むだけでしっかり固定できるが、
心配だったので再度4,5回差し込み確認、大丈夫!!!!
しっかりとオーダーもゲット!!
一番の問題点もクリアー出来れば後は簡単な作業、
それでは、オーダー通りに作業を進めます。
コルクのフロントを破壊して、フェルール分の長さを測る。
ブランクをカットしたいが、先にフェルールの深さを知りたい。
フェルールの深さを知るには、、、、
このノギスを使います。
ノギスの柄の後ろ側、スライドさせると平たい棒が出ます。
これで穴の中に入れて深さを測る。
フェルールの内部は少し湾曲している、、、数値が若干正確では無いですが、
大体32mmの深さ、ブランクカットも少し長目に取れば調整が出来る。
ノギスは、、、、。
今回の様に①深さを測る場合の使い方。
※今回の様に内部の底が湾曲していなければ従来通りしっかり測れる優れモノ!!
➔
②内径を測る場合の使い方。
ノギスの先端(クチバシ)を対象物の穴に差し込みスライドさせて測る。
③外径を測る場合の使い方。
ノギスの先端(クチバシ)で対象物を挟んで測る。
ノギスを使用する時は平行や、垂直など動作が歪んでいないか確認して使用しないと、
数値が簡単に変わります。何回か測る事でしっかり数値が拾えるので2回以上は測っています。
(必ずゼロセットする。)
デジタルノギスは必須!!
簡易ノギスは測る所までは良いが、読み上げで間違えるケースが多い為デジタルが良い。
35mmでカット、長ければまたカット調整する。
ブランク、EVA、コルク素材をカットする場合、測ったカット位置の数値より少し長目に取り、
後から調整出来る様に保険の幅や長さを取ると失敗を防げる。
このワインディングチェック位置が取付け基準となる。
チェックは要らないので外す。
フェルールを差し込むと、隙間無く綺麗に入った為、
実施するか迷っていた、エポキシのコーティング作業は止めます。
無理に塗ると汚くなる為、今の状態がベスト。
フェルール完成。
後は、ガイド交換実施!!
純正ガイドを外す。
トルザイトガイドを取り付けてコーティング。
途中の写真は、割愛・・・・コーティング完成。
ガイド剥がし跡は、スレッドの巻き幅を最大にして隠してあります。
スレッドも現行タイプのスレッドで一番近い色を使用。
エポキシは、純正に近い厚み(少しスレッドのスジが見える程度)にしてあります。
ご依頼店のイシグロ半田店へ返送致します。
今回の作業金額合計は、
パーツ金額合計は、7,250円(税抜き)
工賃金額合計は、13,500円(税抜き) となります。
ご参考までに、、、。
梱包して返送準備完了。
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