こんにちは＾＾
イシグロ鳴海店スタッフ 長南（ちょうなん）です。
今回は!!! 釣りをしていると誰もが思うこと・・・
「使っているリールの調子が最近悪いな～」
「巻くとなんか聞いたことの無い音がするぞ～」
「ヤバい・・巻けない・・・」
自分の愛機がそうなってしまうとショックですよね・・・そんな時は!!!!
リールのオーバーホールがおすすめ!!!!
リールのオーバーホールとは!!!言わば、リールの定期健診。
リールも形あるもの。なのでどんなにタフなモデルも、最上位モデルであろうとも使用していくうちに少しずつ各部が劣化していきます。
気に入ったリールを長く、快適に使用するにはオーバーホールは必要不可欠。
そんなオーバーホールですが・・・どうやって依頼するのか？？？ 自分で出来るの？？？
などなど意外と知られていない内容に触れていきますよ～
今回はシマノ オーバーホールついて簡単解説＾＾
それでは!!!
☆自分でオーバーホールは出来るのか???
結論から言うとできないことは無いですが、おすすめは出来ません。
何故か？？ 解体したものを元に戻すことが非常に困難なため。
特にスピニングリールの場合はボディ内部の構造が複雑かつパーツ数も非常に多いです。
いざ解体したものの組み上げることが出来ず・・・結局前より悪くなってしまった・・・なんて事例も多いです。
ハンドルノブのグリスアップやラインローラーのメンテナンスなど簡易的に行えるメンテナンスについてはまたの機会にご紹介予定♪
なので今回は!!! メーカーに依頼する方法や修理の流れについて解説させて頂きます＾＾
☆どうやってオーバーホールを依頼するのか？？
シマノのリールはまず修理やオーバーホールの依頼を行うのに2つの方法があります。
それは①近くのイシグロなどの釣具屋に預ける。 ②自分でメーカーに直接預ける→詳細はこちら。
今回は①の店舗で預けた場合の流れをご紹介いたします＾＾
①イシグロ店舗の修理カウンターにお持ち込み頂く
オーバーホールしたいリールを各店舗の受付または修理カウンターへお持ち込みください＾＾
この時、スタッフに現在気になる箇所や改善希望内容をお申し付け下さい。
リールの修理内容をスタッフが細かくカウンセリングし、修理票へ記入させて頂きます。
ここで注意点ですが
メーカーへ修理を依頼する際にカスタムパーツで社外パーツが付いている場合はお預け出来ません。
写真ではリブレのノブが付いていますが、ゴメクサスや他メーカーカスタムパーツは外した状態でお預け下さい。
店頭では外したパーツなどのお預かりは出来ませんので、純正の状態でお持ち込みをお願い致します。
②オーバーホールのコースを選択する
シマノには大きく分けて2種類のオーバーホールコースがあり
☆フルメンテナンスコース
→すべての箇所の分解洗浄グリスアップを行い、フィーリングに関わる微細な不具合から、性能に関わる不具合まで、改善の為のパーツ交換を行います。
★スタンダードコース
→全ての個所の分解洗浄グリスアップ、調整組立を行います。
このどちらかをお選び頂き、メーカーへお預けとなります。
ちなみにどちらを選べば良いか迷った際は・・・・
☆フルメンテナンスコースをオススメ致します。
理由はフルメンテナンスコースはリールの細部まで細かくチェックされ、元の状態に限りなく近くなるよう修理を行ってくれます。
スタンダードコースは分解、組み立て、グリスアップは行うもののパーツ交換は無いため、異音やゴリ感は残る可能性があります。
なお、リールの種類やグレードによってパーツ代や工賃は変化致しますのでご注意を。
③修理票に必要事項を記入する
修理内容とコースが決まったら修理票にお名前とご連絡先を記入頂きます。
この時に気になることがあればお気軽にお申し付けください＾＾
ちなみに修理のお見積りを取ることも出来ます。
修理する前に金額を一度知りたい、ご自身が思っている金額以上の場合は修理前に連絡が欲しい・・・などのご要望も承ります。
フルメンテナンスコースでは修理代金がある程度の金額に達した場合、自動的にお見積りが出ることもあります。
これで修理のお預けはひとまず完了となります♪
この後、各イシグロ店舗で決められた曜日にメーカーへ出荷させて頂きます。
イシグロ鳴海店では月、木曜日の週2回メーカーへ発送予定となります。
④見積りのご案内
修理前の見積りは各イシグロ店舗にデータで配信されます。
それをお客様へ修理前に一度、お電話にてご連絡させて頂きます。
注意点としては上記のお見積りが出た時点で、修理をやらず返却した場合、見積代として550円（税込）掛かります。
お電話にてご返信頂いたのち、メーカーにて作業続行となります。（見積りの返信タイミング次第では納期が長くなることがございます。）
⑤作業完了＆メーカー戻り
修理完了後は上記報告書がお預け頂いた修理品と一緒に戻ってきます。
こちらの報告書は修理完了の証明となります。
戻ってきたタイミングでお店でも一度チェックさせて頂いたのち、お電話にて修理完了のご連絡をさせて頂きます。
いかがでしたでしょうか?? ここまでが簡単な全体の流れとなります＾＾
リールの寿命を左右するオーバーホール。少しでも異変を感じたら早めにお持ち込み頂くのがおすすめです。
また、オーバーホールですが通常の修理と比べ、全体をチェック、分解、組み立ての作業工程上お時間が掛かります。
メーカーの修理状況によっては1カ月以上掛かる場合もございます。
ハイシーズン前などは混み合いますので時間に余裕をもってお預け頂けると幸いです。
次回はダイワリールのオーバーホールについて解説させて頂きます♪
リールで気になることがあればお気軽にご相談ください＾＾ 修理のお持ち込みお待ちしております♪
記 イシグロ鳴海店 長南