こんにちは 静岡エリア フィッシングアドバイザーの加藤です。
この週末 北上する熱帯低気圧は余分ですが来週にはいよいよ静岡エリアも梅雨明け宣言が出そうですね。いよいよ夏本番 堤防やサーフでは様々な釣りが楽しめそうです。特に今シーズンは海水温が高く推移しており青物を中心に回遊が期待出来そうです。この時期ブログで繰り返しご紹介しています海の危険な生き物シリーズ。釣行前に一度ぜひご確認下さいね。
① 海毛虫 : 近年 静岡エリアの堤防でも良く見かけるようになった生き物です。主に投げのブッコミ釣りで釣れる事が多いです。触手(毒針)がガラス繊維のように皮膚に刺さります。強い毒性があり、刺されると激しいかゆみや痛みが続きます。
もし刺されてしまったら・・・
万が一、顔や目に毒針が入った場合は、必ず病院に急行して下さい。
その他の皮膚に触れた場合はすぐに真水で刺された場所を洗い、ピンセットなどで毒針を全て抜き(細かい針はガムテープなどで取る)そして消毒をして下さい。
時間の経過とともに痛みや腫れがひどくなることがあるので、刺されたらできる限り病院で処置を受けて下さい。
動画でもチェックを!素早い動きもするので・・要注意です!!
②ハオコゼ : 投げ釣りやサビキ釣りでも釣れる魚です。木の葉のような柄と小さな魚体、頭より前に突き出た背びれが特長です。刺されると激しく痛みを伴います。釣れてしまったら無理に外そうとせず糸を切って海に逃がしましょう。
③アイゴ : 堤防のサビキ釣りや黒鯛、メジナのウキ釣りに良くかかる魚です。ヒレの先端に毒があり刺されると激しく痛みます。引きが強く専門に狙う地域もありますが初心者は糸を切って海に戻しましょう。針を外す際に刺される方が多くお見えになりますので注意しましょうね。
④ゴンズイ : 海のナマズのような生き物です。夜のウキ釣りやサビキ釣りで釣れる事があります。背びれに鋭い毒針を持ちます。集団で泳ぐ習性があって1匹が釣れると連続で釣れる事があります。続けて釣れてしまった場合は狙う場所を変えるなどして対処しましょう。
⑤カツオの烏帽子 : 毎年カツオが回遊する時期に漂着するクラゲの仲間。今シーズン、すでに静岡エリアでも確認されている危険度の高いクラゲになります。漂着して乾燥すると綺麗なブルーのプラスティックのような物になりこれに触れてしまう事があるので注意しましょう。特に今回の台風明け 海岸に打ち上げられることが予測されるので注意が必要です。
これら危険な魚には十分に注意して夏本番 釣りを楽しんでくださいね♪