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2018/07/13
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夏本番!シーズン真っ只中のスルメイカを食す その1 沖干し編

投稿者: イシグロフィッシングアドバイザーさん

釣魚
スルメイカ(ムギイカ)

こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。

梅雨明け宣言されたとたんに連日の酷暑・・・
冷房の効いた部屋から外に出るのが億劫になりがちですが、沖のスルメイカはこれからが本番です!

今年も5月初旬くらいから遠州灘大山沖のスルメイカが釣れはじめ、ここにきて連日の3ケタ釣果を記録しているようです。

そんなスルメイカを美味しくいただくためのレシピを3回連続でご紹介させていただくことにいたしました。

第1回目の今回は、昼間のスルメイカ釣りでしかできない「スルメイカの沖干し」をご紹介させていただきます。

沖干しは太陽の出ている昼間のイカ釣りの定番です。
これが食べたくてイカ釣りをする人もいるほど。
生きているうちに手早く開き、船上干しにすることで、程よく水分が抜けて旨みが増すんです。
良く釣れている時には、海上で行き違うどの釣り船も干したイカをはためかせていますよ。


味付けは干す前に浸した海水だけです。
これがイカの甘みと旨みを引き出す丁度良い塩加減になります。
しっかりと乾かす事ができるように、天候の具合をみて早めに作業をしましょう。

【 準備するもの 】
・ 20cm程の竹串 ・ 先の丸いハサミか、よく切れるナイフ
・ 開いたイカが入る位のチャック付のビニール袋 ・ 捨ててもよいようなタオル
※ 船によっては沖干し用ロープが張っていない場合もありますので、あらかじめ確認したほうが無難です。

① ある程度イカが調達できたら、活きているスルメイカをナイフや包丁で真ん中から割きます。


このときに注意することは、ナイフの刃を上向きに持ち、水管 ( ろうと ) が付いている側の胴の内側に刃を入れて、内側から胴を切り開くこと。ハサミを使って開く場合も同じです。
こうすると内臓(肝)を傷つけず、胴と足が離れないように開くことができます。
また、下にタオルを敷いてまな板代わりにし、その上で作業をすると滑りにくく安全に作業が出来ます。

② 内臓と肝、軟骨をはがし取り、両目の間にナイフの刃を入れて足の付け根も開きます。
両目ととんび ( 口 ) も取りはずし、海水できれいに洗います。
この時に目が付いていた付近に白いものが残らないようにきれいにしておきましょう。

③ ロープにスルメを干します。


竹串を縦に刺して串と身の間にロープが通るようにすると良いです。
横向きにも串を刺し、胴が丸まらないようにしておくと良く乾きます。


両面が乾いたら、チャック付きのビニール袋に入れて口を閉じて冷えたクーラーボックスに入れて持ち帰ります。

一回分ずつラップでくるんで冷凍保存もできます。
焼くときに網に挟むなどして丸まらないように気をつけながら、スルメをあぶり、身を7~8ミリの厚さに切って、七味+マヨネーズ+醤油にちょっとつけていただくのが定番です♪

※ 塩がたっぷり入ったタッパを別に用意しておき、沖干しを作るときに出た肝を塩漬けにして持ち帰ると塩辛作りの材料にも使えます。
  塩辛はスルメイカレシピの第3弾で解説させていただきますのでお楽しみに♪

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