寒い日本を飛び出して南国タイへ怪魚釣行!
今回の日程は5日間、私自身3度目のタイ遠征ですが、果たして今回はどんな釣行になるのか、出発前からワクワクです!
2月7日、セントレアからタイのスワナプーム国際空港へ空路約6時間。夕方の到着で、まずは首都バンコクで食事と釣りの準備。今回もバンコク在住の現地ガイドさんと事前にメールで連絡を取り、7日深夜から今回の釣り場であるトラート県のダム湖へ向かう手筈。
午前1時、送迎の車がホテルに到着すると、いよいよ釣り場へ向けて出発です。 バンコクから南へ約400km、到着したのは午前7時頃でした。
今回のターゲットは 『 ジャイアントスネークヘッド 』 現地の人はチャドーと呼ぶ魚です。見た目は日本にも生息する雷魚に近いのですが、その習性は少し異なり、雷魚よりも遊泳スピードが速く、深場や離れたところから一気に間を詰めて餌を捕食するという特徴があります!
この魚を釣るポイントはとにかく “ 音 ” 使用するルアーは水しぶきを上げながらポロポロと独特の音を出す現地式のトッププラグ(バズベイトのペラとトッププラグを組み合わせたような感じのもの。)それを冠水植物や岸際の樹木オーバーハングなどにキャストし高速リトリーブで魚を誘い出します。音が重要なのはおそらく、魚影が非常に薄い(一匹当たりの縄張りが広い)魚なので、広範囲にアピールする必要がある為だと思われます。そしてリトリーブは「バス釣りなどでルアーを回収するスピード」と思ってもらえばOK、それぐらい速いです。
・・・という感じなのですが、今回は丸二日、合計20時間弱この疲れる釣りをやり通して、まさかのボウズ・・・! 到着前日から冷たい北風の影響で水温が下がり、状況は最悪・・。魚からの反応はあるものの水面に出きらない感じでした・・。(朝の気温は17度!年間通しても最低気温が20度を下回ることはまれだそうです。現地の人も寒い寒いと言っておりました。)
そして帰国日前日、すっかり疲れ切ってしまった感がありましたが、とにかく魚が釣りたい!という事で、タイ名物の『 釣堀 』 へ出かけました(^^♪ こんな時でも釣果を約束してくれる釣堀、実はバンコク近郊は釣堀天国なんですよ!バラマンディの養殖池や、メコンオオナマズで有名なブンサムランなどなど、規模も料金も様々な釣堀が点在しているんです!(そして基本的には支払う料金と釣果が比例します・・。)
今回は比較的リーズナブルな一日500バーツ(1、500円くらい)の釣堀をガイドさんに紹介してもらい出かけてみました。リーズナブルなだけあり、外国人向けの高級釣堀とは違う、テクニカルな釣りを要求されましたが、ジャイアントスネークヘッド、バラマンディ、レッドテールキャットなど、熱帯魚たちに癒されてきましたよ。ちなみに現地の人達の爆釣パターンはトッププラグの後ろにリーダーと毛鉤を取り付けた裏技的なリグでした♪
【 今回の予算 】
◆航空券
セントレア ー バンコク往復 :60,000円
◆バンコク~釣場車代
ドライバー付き往復 :25,000円
◆現地ガイド代
1日6,000円×2日 :12、000円
◆操船ガイド代
1日5,000円×2日 :10、000円
◆その他(ホテル代・食事代・タクシー代など)
30、000円ほど換金
★トータル:約14万円
最近は海外遠征釣行専門の旅行会社もあり、様々な手配を代行してもらえるので初めての方には良いかもしれませんね。
【 使用タックル 】
ロッド:
基本的にはバスタックルでOK!私は7ftMHクラスのバスロッドにPE4号を巻いたベイトリールともうワンランク強いタックルの2セット。ロッドは2ピース、もしくはコンパクトになるものが航空機の追加料金の心配もなく、タクシーのドライバーにも嫌な顔されなくてオススメです!
ルアー:
ジャイアントスネークヘッド用にバズベイトや、ノイジーなどのトッププラグ、釣堀用には7cm~12cmくらいのミノー、その他、食いの悪い時用にジグヘッドとワームもオススメ、サイズは2in~3inくらいの小さなものが意外と「持ってきて良かった!」 となりますよ。
以上、今回の海外遠征釣行記でした。
まだまだここでは書ききれないお話もたくさんありますので、興味のある方はぜひお声かけ下さい!
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