こんにちは♪
てんちょー
袴田改め・・・
クレイジー
袴田です(笑)
何故クレイジーかいうと春の旬を求めて1週間で3日間も富山県まで車を走らせた!一度スイッチが入るとどうにも止まらない性格の男だからです。何の為に富山まで行ったのかって?それはこの時期の富山の神秘・・・
ホタルイカの
「身投げ」
に合わせてホタルイカ掬いに行く為です!春のこの時期に産卵で大量のホタルイカが岸まで接岸する光景を地元の人が「身投げ」と呼びその恵みをいただく為皆さんこぞって深夜の海までやってきます。名古屋からは東海北陸道を使って4時間弱と少し遠いエリアになりますが、名古屋でも毎年この時期を楽しみにしているお客様も多い遊びです。場所は日本が誇る帆船!初代「海王丸」が展示されていることでも有名な
富山県の港や海岸です!
今回袴田が入ったポイントは
八重津浜!
知名度・人気・広さ・実績どれをとってもナンバーワンのポイント♪当日は深夜1時過ぎにポイントに着きましたが駐車場は人だらけ!!前日から取れ高が上向いてきたので沢山のホタルイカファンが押し寄せていました。袴田は4月15日撃沈・・・4月17日撃沈の三度目の正直と言う事で意気揚々♪今夜こそは必ず獲る!と気合を入れて準備をして浜に向かうと既に砂浜は
人・人・人の人だらけ!(汗)
車で待機している人もまだ沢山いるのに軽く100人は超えていそう。これは急がねばとウェーダー・Fベスト・網・袋・ゴム手袋・ヘッドライトを身につけて早速水の中へ。(この時期の富山の夜はまだ寒いので防寒対策はお忘れなく)前回2日間の苦い思いから「イカちゃんお願い!私に恵みを!」と祈りながら入水したら目の前を小さいアイツが
「す~ぃすぃ!」
ヘッドライトで姿を追って網をゆっくりとイカちゃんまで近づけて
「そいやっ!!」
少し見にくいかもしれませんが青白い光を怪しく放つ「ホタルイカ」をゲット!
やった~!!やっと来ましたこの瞬間!まだ大量身投げまではしてなさそうですが、それでも足元周りには数十杯のホタルイカが岸に向かって泳いでいます。既に沢山掬っている人もいて浜はお祭り状態!袴田も夢中で掬います。大量身投げと違ってこの数だと捕まえるにも必死でとにかく楽しい♪周りも子供から女性やおじいちゃん・おばあちゃんまで皆必死!気がつくと浜は鮨詰状態で300人は軽く超えているのでは?深夜の浜では異様な光景かもしれませんがこれが富山の春の風景。愛知の潮干狩りにも似ていますね。なんやかんやで夢中になって掬った結果は・・・
ホタルイカ120杯!
クーラー満タンとは行きませんが十分楽しみました♪この調子だと今後の大量身投げが期待できそうで、もしかしてゴールデンウィークあたりに沢山取れるかも?今後に期待しちゃいますね。
富山の春の恵みに感謝!です♪
食べ方は色々ですがお刺身は冷凍してから。イカなのでこんなに小さくても虫がいる場合があります。一般的には沸騰直前のお湯を弱火にしたら塩を入れて1分から2分ほどで茹でて、目玉と背骨を取れば美味しくいただけます。オススメは・・・
・酢味噌和え
・バターしょうゆ炒め
・アサリ&菜の花と炒めた春のパスタ
などなど・・・
今後のホタルイカオススメデーは
・5月15日(火)から3日間
これには理由がありましてホタルイカ身投げに向いている条件が
・新月
・深夜の満潮
・穏やかな南風
・水が澄んでいる
など条件が重なった時に大量の身投げが見られる事が多いからです。なので次回は5月中旬最有力!ただし今年はここまで大量身投げが見られていないので次回の満月になるGW前後も期待できそうです。曇りで風が無ければチャンス!ご興味のある方は富山の春を楽しんでください。この遊びは無料で楽しめますが周辺住民さんの理解があって成立していますので富山までいってみようという方はお忘れなく。
※深夜ですので大声で騒がないようご注意下さい。
※路上駐車も周辺住民の迷惑になりますのでご注意下さい。
イシグロ名東引山店ではホタルイカ掬いに必要なたも網・袋・ウェーダー・フローティングベスト・ヘッドライトもありますよ♪ヘッドライトは明るければ明るいほど有利。1000ルーメン前後のライトを使って探す人も多いので本気の方にはオススメです。
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おまけ。
富山までせっかく来たので何か美味しいものを!ということでやって来ました富山が誇るB級グルメ♪
「富山ブラック」
東京ラーメンショーで全国区になった人気のラーメンで黒ずんだ塩辛いスープが特徴。今回お邪魔した「いろは」はその中でも比較的塩味がきつくなく食べやすいのが特徴。とっても美味しかったですよ!ただ富山県民には物足らないと思う方もいるそうで、もっと塩辛いスープの店もあるそうです。興味がある方はチャレンジしてみてくださいね。
それではまた!