店舗ブログ

こんにちは　静岡エリア　フィッシングアドバイザーの加藤です。

ここ数日　風の強い日が多く船も中々　出船できない日が続いています。場所により10ｍを超えるような強烈な風が吹く事もありますが立地上背中側に山や防砂林があるサーフではこのような状況でも釣りが出来るフィールドがあります。今回はイシグロフィッシングマイスター、サーフの達人にご当地ならではのサーフポイントと風の関係、また風に特有の呼び名を持つ船長さんから風の呼び方などを聞いてきました。

静岡ショアソルトFM　村松より　

静岡西部エリア　遠州サーフでは西風が吹くと餌となるベイトの接岸があります。吹いている最中は青物、シーバスのヒット率が高く風がやむとヒラメのヒット率が高まります。東風の時はなぜか釣果が上がりません。時間帯は朝マヅメの時が最もよく日が昇ってからは干潮から上げに入る時間帯が地形変化が見やすくポイントを絞り込めるとの事です。

愛知ショアソルトFM　鈴木より

渥美半島全域は真後ろが断崖絶壁となり北風、北西に強い釣り場が多く現在　釣場を開拓中です♪とのことでした。西高東低の気圧配置が続くようなこの時期は渥美半島エリアもねらい目ですね。

サーフの達人　滝井より

石津浜は西風が10ｍ以上吹いていてもＯＫです。北東（ナライ）風時には飛ばないし根掛かり多発するしでろくなことがありません。シーズンは５月ごろにカタクチイワシが接岸すると青物、シーバス、ヒラメ何でも釣れます。小型青物は６～１０月くらい。タチウオはここ数年は２～３月、６～７月、１０～１１月に回遊しています。

以上がサーフの達人が語る釣場と風向きの関係でした。

続いて・・・

各船宿船長に聞いた風の向きと潮の呼び名特集♪

東の風：コチ、ナライ（場所による）

西の風：セイフウ

南の風：ハエ、イナサ

北の風：オカの風、ナライ（場所による）

北東の風：ナライの風　冬の時期に吹く風。東や北向きの釣場　石津浜や三保海岸、東伊豆海岸では荒れて釣りがしにくい

南東の風：イナサコチ　御前崎ではイナサコチに気をつけろと言われるように特に海が荒れやすい。沖に急激に低気圧が発生すると吹きやすい風

風向きと釣況の関係性はまだまだ色々ありそうですね。次回は釣り人ならでは・・・験を担ぐ（げんをかつぐ）特集として船長さんや釣り人に聞いています

また調べてご報告しますネ。ちなみに私は釣り場への道中に獣に出くわすとなぜか釣果が悪くなります。