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さかな釣りの豆知識★渓流釣りで使う川虫の種類★

2024/04/09
  • 1,257 view
  • その他

フィッシングアドバイザーのヤマショーです!




全国各地で渓流釣りシーズンが開幕中!

ヤマメ、アマゴ、イワナと美しい魚が釣れるのも大きな魅力ですね♪




渓流釣りのエサといえばブドウ虫やミミズ・イクラ等の他に、

現地では様々な種類の川虫を採取することができます!




今回は渓流釣りのエサとして使う代表的な川虫を紹介したいと思います。




①キンパク

通称キンパクはカワゲラの幼虫です。

保存も効いて、針もちも良く、黄味がかった体色で魚を誘う渓流釣りの代表的な川虫の1種です。

ヤマメ、アマゴ、イワナ共に有効で、4月上旬頃~羽化がはじまるので早春のエサとして知られています。

太くて大型のもの(画像下)はオニチョロとも呼ばれ大イワナの特効エサとしても有名です。




②ヒラタ

通称ヒラタはその名の通りヒラタカゲロウの幼虫で、チョロ虫とも呼ばれています。

平たい形で柔らかく魚の喰いも抜群ですが、針もちがあまり良くないのがマイナスポイント。

このヒラタも渓流釣りの代表的な川虫の1種で、キンパクと同じく早春のエサです。

ヒラタカゲロウよりも体高のあるマダラカゲロウの幼虫(画像下)もエサとして使われますが、少々身が固く、食いが落ちます。




③ピンチョロ

通称ピンチョロはフタオカゲロウ科の幼虫でピンピンとも呼ばれています。

細長い体が特徴的な川虫で、ピンッピンと跳ねるように泳ぎ魚にアピールします。

魚の喰いも良いです。春先から夏頃にかけて多く採捕することができます。




④クロカワムシ

通称クロカワムシはトビケラの幼虫で、ザザ虫とも呼ばれます。

アピール力が高く、ミミズと同様に出水時によく使われ、大アマゴ・ヤマメの特効エサとしても知られています。

長期保存が難しいのでこまめに採捕しながら釣るのがおすすめです。

早春~夏頃まで比較的採捕しやすい川虫です。

大型のものに噛まれるとちょっと痛い(笑)




~川虫の捕まえ方~




下流側にネットを置き、上流側の石を足でゴロゴロ転がすように動かします。

石や川底から剥がれた川虫が川の流れに乗ってネットの中に入るという仕組みですね!

ネットは傷つきやすいので魚を掬うようのものとは別に用意しておくと良いですよ。

川虫がすり抜けていかないように網の目が細かいものを使いましょう。




川虫の保存は「保湿」と「気温が上がり過ぎないこと」が大事です。

エサ箱に水分を含ませたミズゴケ(ホームセンター等で購入できます)などを入れておくとGOODですよ♪




渓流魚が自然界で捕食している川虫は違和感なく喰わせられるエサとして非常に有効です♪

季節やパターンによって川虫を使い分けて渓流釣りをも~っと楽しもう!

それでは‼