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2013年6月23日（土）、三保沖の初心者船キス釣り教室を開催しました。

今年で6年目となるこの船キス釣り教室、過去には雨天で中止という時もありましたが、今回は梅雨の中休みに上手くはまってくれて、凪のベストコンディションでの教室開催となりました。

船釣りが初めての方4名を含む9名の参加者が予定時間に集合。

乗船の前に竿やリールの扱い方、大宝丸船長直伝のシロギスの誘い方などのレクチャーを行い、いよいよ出航。

海上は凪で非常に釣りがしやすいのですが、前日までの雨天で港内は予想以上に濁りの残る厳しい状況でちょっと不安を感じながら、まずは江尻埠頭沖からスタート。

スタッフ2名のデモンストレーションで皆さんに着底や誘いなど一連の流れを説明していよいよスタート。

第一投目、女性参加者の竿が大きく海面に引き込まれ、上がってきたのはマゴチにも引けを取らないワニゴチ！

細い船キス用の仕掛ではハリス切れで取りこめないことが多いのですが船長もスタッフもびっくり。

この大物ゲットで船内は一気に集中モードへ。

時折雲の合間から世界文化遺産に登録されたばかりの富士山を眺めつつ、開始からパールホワイトに輝く美しいキスを次々に釣っていきます。

実はここ静岡中部エリアには、興津川沖や富士川沖に30cmを越える“ひじ叩き”と呼ばれる超大型のキスを狙えるポイントが点在しますが、ひじ叩きがいるのは流れが速く攻略が難しいエリア。

そんな中で大宝丸長橋船長が初めての方におススメするのが清水港内の江尻～興津埠頭沖にかけての水深20m以下の浅いポイント。

確実に仕掛を底に付けてゆっくりとした誘いをすると良く釣れるとの事で、船長の餌付けのアドバイスも加わり更にハイペースで20ｃｍを越える良型のキスやワニゴチ、ハタなどが次々と釣りあげられ、まさに絶好調。

さらには釣り上げられる直前まで良型のヒラメがキスを咥えていたようで、大きな歯型がついたシロギスが・・・

あと少しで取り込めたと思うと本当に残念。

納竿間際に最年少参加者が2匹のキスを同時に釣り上げる一荷を達成し、今回の釣り教室は終了となりました。

今年は船キス釣りの当り年の様子で、清水港内だけでなく由比や富士川方面でも好釣果が聞かれます。ぜひ皆さんもパールホワイトに輝くシロギスを釣りに出かけてみませんか？