こんにちは 静岡エリア フィッシングアドバイザーの加藤です。
梅雨入り間もないのにもかかわらず記録的な大雨が各地で降っているようですね。一方で早くも梅雨明けの声も聞かれるエリアがあるようで今シーズンは凝縮した梅雨シーズン (まとまった降雨が多い)とも聞かれます。サーフエリアでは海水温が高く推移している事もありサバやワカナゴなど青物の走りが各地で聞かれるようになってきました。
私が在籍する静岡県エリアも東部から千本浜や三保海岸、石津浜海岸と有数の好ポイントが沿岸部に続きます。これらサーフエリアでは餌となるベイト(シラス)を獲る為の漁船が海岸近くを行き来します。また清水港のような大型船籍が停泊する港が隣接し凪の日でもこれら大型船が航行すると大きな引き波が立つことが多くあります。ルアーを投げて着底まで時間を有するような場所は急深で立ちこむのは非常に危険です。
常に海岸線で波が立ち上がるような場所や砂の堆積が少ない玉砂利のような海岸ではウェーディングと呼ばれる水際に立ちこんでの釣りは引き波による転倒だけでなく急な海底変化に気づかず溺れる原因となります。本格的なサーフルアーシーズンの到来はもう間もなくです。安全対策をもう一度見直して釣行を予定して下さいね。
サーフの達人解説による ”サーフウェーディングの安全な装備・釣行の注意点” も合わせてご覧になって下さい。