こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。
5月下旬から釣れはじめた大山沖のイサキですが、いよいよ数釣りの期待が出来るシーズンの突入しそうな感じです。
イサキという魚はシーズン初期は釣れる魚の殆どがメス。
釣れ始めの5月下旬に釣りに行かれた方であれば、その事実をご存知のことと思います。
そして東海地方に梅雨入り宣言が出されたのが6月6日。
ぼちぼちオスも混じってくるかな?なんて注意深く見ていたのですが、6月の半ばを過ぎて、ようやくオスも混じって釣れはじめたようです。
つまり、一足早く浅場にやってきていたメスの群れにオスの群れが加わって、婚活シーズンが始まったという訳です♪
イサキは「梅雨イサキ」なんて呼ばれ方もします。
これは梅雨時期のイサキが一年で一番美味しいからですが、釣り人から言っても一番よく釣れる時期がこの梅雨時期であり、食味も釣りも、まさに「旬」といえます。
イサキの料理としては刺身が一番のおすすめですが、釣りたてのイサキはちょっと口当たりが硬く感じることがあります。
サクにおろしてみて、「ちょっと硬いかな?」と思ったら、キッチンペーパーで包み、しっかりとラップでくるんで冷蔵庫で半日ほど寝かせるともっちりとした身になります。
こりっとした感じ、もちっとした感じ、どちらも楽しめるのが釣り人の特権ですので、いろいろと試していただければと思います。
他の楽しみ方としては煮魚ですね。
特にメスのイサキには卵が入っていますので、お腹を割くときに卵をきれいに取出し、身と一緒に煮付けにしましょう。
オスのお腹の中には白子が入っています。
こちらもきれいに取出し、沸騰したお湯に数秒間くぐらせたら冷水に落とし、食べやすい大きさに切り分けて、もみじおろしを乗せてポン酢で召し上がってみてください。
また、揚げ出し豆腐のように片栗粉をまぶして油で揚げ、それに大根おろしやすりしょうが、もみじおろしなどのお好きな薬味を添えてポン酢で召し上がるのもお勧めです。
身、卵、白子、イサキのすべてを楽しめるのがこれから7月にかけての時期です。
大山沖のイサキを釣るなら今しかありませんよ!