こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。
猛暑続きだった夏も終わり、台風ラッシュの9月も過ぎ、ここにきてようやく涼しくなってきましたね。
海水温も少しずつ下がってきており、魚の美味しい時期になってきました。
美味しい魚を釣ったらやっぱりお刺身!といきたい所ですが、いつもいつもお刺身ばかりじゃちょっと・・
という事で、今回は誰でも簡単に出来る干物作りを紹介させていただきます。
干物を作ろうとするときに良く分からないのが塩加減ではないでしょうか。
魚の上から塩を振り掛ける方法だと満遍なく掛けるのも難しいし、どのくらいの量の塩を振ったらいいのかも良く分からないと思います。
そこでスーパー簡単な方法をご紹介~♪
用意するものはイシグロで販売中の干物網と大きめの各タッパー、塩、キッチンペーパーのみ。
干物網は大きさが3種類ありますので、お好みでどうぞ♪
まずは魚の処理です。
魚はスーパーなどで売っている干物と同じように背開きで開きましょう。
背開きが難しかったら三枚に下ろしていただいても構いません。
そうそう、捌いた魚を洗う時、海水と同程度の塩水で洗うと魚が水っぽくなりませんのでお薦めですよ。
次に、干物にする魚よりも一回り大きく、深さが10cm程度の角タッパーを用意して、その容器に3分の2程度の量の塩水を作って入れて下さい。
ここに干物にするための魚を入れてみましょう。
入れた魚が沈んだら魚を取り出して更に塩を入れて溶かし、もう一度魚を入れましょう。
ごくゆっくりと沈む位か、中層に浮遊するくらいの塩分濃度になったらOK。いつもこの塩分濃度で作れば安定した塩加減の干物を作ることができます。
漬け込む時間は身の厚さで変えます。
目安としては1cm厚につき15分弱。2cm厚なら25~30分、3cm厚なら40~45分です。脂の乗りが多い魚も漬け時間を増やしたほうが良いような気がします。
時間通り漬け込んだらキッチンペーパーで表面の水分をふき取り、市販の干物網に入れて風通しの良い場所で陰干しをします。
表面の水分が乾いてベタベタしない程度で完成。
網から取り出し、ラップで包んでジップ付き袋に入れて冷凍すればいつでも自家製の干物を味わう事が出来ますよ。
漬け込む時間や渇き加減はそれぞれのお好みで変えて下さいね。
醤油とみりんを1:1で割ったものに浸けて、干す時に白ゴマをふりかけて干せば「みりん干し」も作れちゃいます。
みりん干しの時は浸け時間をやや長めにしたほうが味がしみて美味しいような気がしますが、浸け時間はお好みでどうぞ。
では、自家製の干物で食卓を飾ってくださいね♪