こんにちは!イシグロ西春店の中居です。
更新が遅くなりまして申し訳ございません。
前回に引き続き、シーバス用ベイトタックルの解説を行っていきたいと思います。
以下、かなりの長文になるのでお時間がある時にゆっくりお読み下さい。
今回はベイトタックルで扱いやすい、スタッフ中居オススメのルアーのご紹介です。
各ジャンルや用途ごとに解説していきます。
ミノー「シマノ サイレントアサシン99F」
河川港湾を問わずシーバスを狙ううえで出番の多い10cm弱のミノーで、ベイトタックルでもキャストしやすいのが、
シマノのサイレントアサシン99Fです。このミノーはシマノの独自の重心移動システムである「AR-Cシステム」により、
小型のフローティングミノーながら、平均飛距離61mと、驚異的な遠投性能を誇ります。
アクションはタイトなウォブンロールで、スレたシーバスにも口を使わせることが出来ます。
ミノー「DUO テリフバレットDC-7」
スタッフ中居が一番信頼している、表層系のフローティングミノーです。こちらも7㎝という小粒ボディながら遠投性に優れ、
水面下50cmほどをキープして泳いできます。このミノーの優れた点は遠投性以外にも、アクションの幅が広いことにあります。
早めにリトリーブすると大きくお尻を振り水をかき乱すアクション、
スローにリトリーブするとシンキングペンシルのようにゆらゆらと動きながら水面を流れていきます。
トゥイッチを入れると、移動距離の少ないヒラを打ち、ピンポイントで誘い続けることもできます。
バイブレーション「ブルーブルー ナレージ」
リップの付いたバイブレーションで、ボトムを引いてきたときの回避性能が高く、
ロストが多くなりがちなボトムの釣りでも安心して引くことができます。
またリップがついていることで、スローに巻いてもしっかりアクションするため、
低活性時の魚の追いが鈍い時でも、しっかり口を使わせることが出来ます。
ビッグベイト「DUO×コアマン デプライブ」
去年発売された、シーバス用ジョイントベイトです。重さは50gとビッグベイトにしては軽量で、
Mクラスのシーバスロッドでもキャスト可能です。特徴としてはスローリトリーブや、
流れに乗せて流すだけでもしっかりアクションし、シンキングですが浮き上がりが良いため、
浅いエリアでも一定のリトリーブスピードを維持すれば表層を引いてくるとことが出来ます。
ビッグベイトを使ったことが無い人でも、大きいシンペンの感覚で使えるのでおススメです。
さらにこのルアーは飛距離にも優れていて、飛行姿勢が崩れやすく飛距離が伸びないジョイントベイトのなかでも、
格段に飛ばしやすくなっています。20g以上重い、ガンクラフトのジョインテッドクロー178Fよりも飛距離が出ます。
シンキングペンシル「DUO マニックフィッシュ88」
従来のシンキングペンシルはユラユラとお尻を振るアクションが一般的ですが、
マニックは、首もお尻も振らず、ロールのみという変わったアクションになっています。
晩冬から春にかけてのバチ抜けパターンに必須のルアーですが、
マニックフィッシュ88は少し太いシルエットで一年通して使えます。
飛距離も今回紹介したルアーたちの中では、おそらく一番飛ぶので、
サーチベイトや遠くのボイルうちなどに無くてはならないルアーです。
その他「DUO レアリススピンベイト」
ブラックバス用のルアーですが、実は非常にシーバス狙いに有効なルアーで、スタッフ中居が良く使用しています。
前後にペラがついているためアクションは直線的で、シンペンのように使いますが、
シンペンよりもスローに引くことができ、引き抵抗もしっかり竿に来るためシンペンが苦手という人にオススメです。
シーバスには80~90がオススメです、フックがソルト専用ではないので、不安な人は交換をオススメします。
以上がスタッフ中居オススメルアーです。
どのルアーにも共通しているのは、ベイトタックルで投げやすい、ということです。
ベイトタックルはどうしてもキャスティングの面で不利になることが多いのですが、
ルアーの選択次第で十分克服することが出来ます。
みなさんもぜひ使ってみてください!
さて、今回までで7回にわたってお届けした「シーバスベイトタックル入門」シリーズですが、
そろそろネタ切れのため、いったん今回で区切りをつけたいと思います。
またみなさんにご紹介するようなネタが見つかりましたら、
番外編として不定期でアップしていきますので、お楽しみに!
それではここまでお読みいただきありがとうございました!
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