こんにちは。
イシグロ静岡中吉田店の青木です。
先日の釣行で小型でしたが、アジがたくさん釣れたので干物にしてみました。
なかなかいい感じに出来ましたよ!
皆さんは魚がたくさん釣れた時どうしてますか?
捌いて冷凍しておくというのが多いのではないでしょうか。
毎回ただ冷凍するのもつまらないですよね。
同じ冷凍でもひと手間加えて干物にしてみませんか?
そこで、今回は釣りではなく干物づくりについて書きます。
皆さん干物と言うと、外で網で干して作るイメージだと思います。
ですが、私は干物は外には干さず、冷蔵庫の中で作ります。
どうやって?と思いますよね。
天候に左右されず、猫や鳥に強奪されることも無く、衛生的に作れる便利な道具があるので、干物作りの手順と合わせて紹介します。
私が使っている道具とはコチラ↓
”ピチット”
中を取り出すと、こんな感じのシートです。
パッケージに”浸透圧脱水シート”と書いてある通り、水分を抜いてくれるシートです。
このシートに処理した魚を包んでおくと、シートが魚の水分を抜き取ってくれるので、天日に干さなくても干物になります。
しかも、キッチンペーパーなどで包むのとは違い、表面ではなく内部の水分までしっかりと抜いてくれます。
仕組みは、その昔学校で習った浸透圧という原理を利用したものです。
ちょっと時間はかかりますが、全体から満遍なく水分が抜けるので、ムラが無く均一に仕上がります。
しかも、冷蔵庫の中で作れるので、天候に左右されず衛生的!
鳥や猫に強奪される心配もありません。
干物作りを身近なものにしてくれる便利なアイテムですので、ぜひチャレンジしてみて下さい!
それでは干物作りの手順に入ります。
今回は先日の釣行で釣れたアジを使います。
腹から開いていく腹開きにします。
ハラワタを取り除き、血や汚れは塩水で洗ってキレイにします。
このときの注意点は、真水で洗わない事。
海の魚は真水で洗うと、身の旨味が抜けてしまうので、必ず塩水で洗ってください。
バットやボウルなどを使い魚を塩水に漬けこみ、味付けをします。
この時の塩水の濃度と漬け込む時間で、塩味が決まります。
今回のアジは20cm程の小型でしたが脂が乗っていたので、10%の塩水に40分漬け込みました。
塩分濃度と漬け込み時間を色々試して、自分好みの塩加減を見つけてみましょう。
塩水を作る際には、食卓塩よりもあら塩の方がオススメ!
あら塩などの天然の塩の方が旨味があり、干物も美味しくなります。
また、あまり濃度を高くし過ぎると、表面だけしょっぱくなってしまうので注意!
サイズが大きい場合は時間を1時間にするなど、時間を伸ばして調節してください。
漬け込みが終わったら、キッチンペーパー等で余分な水分を拭き取り、ピチットに包みます。
ピチットに表裏はありませんので、1枚を二つ折りにして包んでも、2枚で挟むように包んでもOK!
重ねて行っても大丈夫です。
注意としては、なるべく魚に密着させることです。
最初はゴワゴワしていて中々密着しませんが、水分を吸い始めるとしんなりしてくるので、そのタイミングでしっかりと貼り付けると良いです。
ピチットで包んだらお皿に乗せて冷蔵庫へ。
シートが魚から剥がれるのが心配でしたら、ラップで包むと良いですよ。
この状態で一晩おくと一夜干しの完成!
あとはグリルで焼いて食べるだけです。
サイズが小さかったので、一晩でもかなりしっかりと抜けています。
水分を残ししっとりと仕上げたいなら一晩程度。
干物のようにしっかりと水分を抜くなら一日程包んでおくと良いでしょう。
今回のアジ以外にもカマスやアマダイ、タチウオなど色々な魚を干物にすることが出来ます。
みりん干しも同様に作れますので、色々チャレンジしてみて下さい。
それでは♪
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もくじ
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