こんにちはタックルオフ(2F)で
リサイクル・リメイク担当の福田です。
カゴ釣りシーズンも真っ只中、カゴ師の間では、色々とリメイクが流行っていまして、
これからご紹介するリメイクも、その一つです。
・スピニングタイプのロッドからベイトタイプのガイドに変更します。
※SICガイドは、富士工業製品です。
こちらのロッドのガイド変更を行います。
まずは、、、
TOPガイドを外し、各節のWMSGガイドも外していきます。
メーカーによってガイド接着剤の効きが弱い物と強い物があるので、破損しない様に注意しながら外していきます。
スピニングタイプのガイドは、全部で8個。
外し終わるとこんな感じになります。
ベイト用のガイドを、#1から#5Bまで、
ロッド番手毎に並べて見ました。
ガイドは、店頭での交換依頼が多い為ある程度在庫として持っています。(ガイド交換持ち込みが多い場合は、取り寄せに時間が掛かります。)
※節の番手によってガイドのフレーム削り加工が必要となります。
・5.3mのロッドのガイド個数は以下通りです。
#1は、TOPGも合わせると6個。
#2は、4個。
#3は、3個。
#4は、2個。
#5Bは、1個。の仕様となります。
5.3mの仕様ガイド合計は、通常16個となります。
※お客様のご要望で、個数追加バランスも対応しています、お時間があるお客様には、立会いながら交換しているので、お客様の満足度と安心感アップ!
ガイド取り付け完了!!
調整も終わりました、お客様にご確認して頂き引渡しとなります。
簡単ではありますが、手軽に出来るガイド交換をご紹介しました。
これからも、変わったリメイク、リペアを載せていきます!!
・補足ですが、「スピニングから、ベイトタイプにガイド交換をすると何が、どう変わりますか?」と質問を受けた事があります。
自分なりの解釈で、説明させて頂きますと、メーカーサイドでしたら、何度もフィールドテストを重ねて、もっともバランスが良く投げやすい位置にガイドを設計してあるので、改造は必要無し、各種ベイト専用竿をお買い求め下さいとなります。
ですが・・
改造の概念とは、そもそもの規定などの、約束ごとに捕らわれず、自分のフィーリングに寄与する物と自分は解釈しています。(それが、認知されてもされなくても)。
そこに、若干のリスクがあっても根底にあるものは、「遊び心」が、根付いていると思います。人とは違う変わった道具で釣りを楽しみたいと言う気持ちの具現化だと認識します。
ブランクによっては、本当にマッチングしたガイドバランスもあり、しなやかに投げやすく仕上がってお客様から、再度数本お預かり交換した時もあります。
最初の質問に戻りますが、ガイドを入れて投げて見ないと実際は分かりません。
お客様のフィーリング、と道具のマッチングもあります、それらによって、
飛距離の向上や、純正品を超える使いやすさも実際発生しています。
他の人が持っていないオリジナルロッドを作り得る事のお手伝いをする事が、タックルオフの存在価値なので、遊び心をお持ちの方としっかりと向かい合い考えの添える対応を出来る限りさせて頂きます。
ご要望は、すべてお客様の「遊び心」からの出発となります。
以上福田でした~~~~