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ワイドレンジ710ハードロックフィッシュ用スピニングモデルの紹介

2018/09/29
  • 3,398 view
  • ロッドビルディング・カスタム

こんにちは。タックルオフ中川かの里店の野村です。

先日、ブログで紹介したワイドレンジ710ハードロックフィッシュ用

スピニングモデルについて、質問がありましたので画像などを交えながら

紹介させていただきます。

まず、ガイドはステンレスやチタンのSicでもいいのですが、

ブランクの軽さを活かす為にトルザイトを採用しました。

ガイドはTOPガイド含め11点ガイドです。

ベースはT-KLTG25H9にT-KTTG5.5を追加し

TOPガイドはT-KGTT6にしてあります。

ガイド配置は、ソリッドティップの為フジ工業の参考スペックが使えないので

ガイドを仮止めし、ラインを通しブランクを曲げて少しずつ調整をしていきました。

※画像が見づらくてすいません。約1.2kgをリフトした時の画像です。

参考にならないかもしれませんが、このサンプルのガイド配置は

TOPから順に8cm・8.5cm・9.5cm・11cm・11.5cm

13cm・16cm・19cm・21cm・26cmです。

※ソリッドティップの接合部の関係で、1~2mmずれるかもしれません。

※グリップレングスによっては、元ガイドをもう少し下にした方がいいかもしれません。

※この配置がワイドレンジ710のベストとは限りません。

グリップは、TVS-TS17にLOGR/AN(ロックナット)をつけ

緩みを最小に抑えるようにしてあります。

サイズが16ではなく17にしたのは、リールも3000番クラスを

使用するのと16では細い為、少し握りづらさを感じる為です。

#1のソリッドの継ぎ部と#2の口部にはカーボンロービングで補強をいれてあります。

スレッドでもいいと思いますがより安心して使用する事ができます。

このロッドで一番こだわった最大のポイント!

グリップレングスです。

リールシートからエンドパーツまでを42.5cmに設定。

人によって使い易い長さは違うので一概に言えませんが

オオモンハタを狙うジグヘッドスイミングでは

グリップエンドを腋に挟んだ方がリーリングは安定し

ファイト時も力が入りやすいと自分は思います。

スイミング用に作ってありますが、ボトム操作系も可能ですので

長すぎれば、取り回しが悪くなってしまうので、一番悩みました。

あとは・・・セパレート部の金属パーツのところに今回は飾り巻きを

入れる気があまりしなかったので、隙間ができないように

リールシートの金属パーツはマタギさんの

D17-FRにHTWC-Bを逆にいれて隙間をなくしています。

ちょっとした小技です。

簡単ではありますが、サンプルロッドの詳細になります。

おまけ

本当はこんなグリップにしたかったサンプル案も載せときます。

残念ながら却下されました・・・・(悲)

上の画像はナットをSDナットに変更しフォアグリップレスにしたVer

下の画像はナットはそのままにフォアグリップレスにしたVerです。

自分的にはこのVerで作りたかったな・・・・・

パーツはマタギさんの

TVS-RSR17の上にD17-VF(レッドのパーツ)いれています。

TVSの中に使うカーボンパイプやTVS17-APを1cmほど上に出し

HTWC-Bでブランクとの隙間を隠します。

※少しHTWC-Bとパイプに段差が出る場合があります。

最大のポイントはリールシート上にパイプを少し出した事です!

よかったら参考にしてください。

※できれば、元ガイドと元上ガイドはリバースガイドにしたかったな・・・・

それでは。

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