イシグロ半田店(受付担当スタッフ森田)より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、オリムピックの
「グラファイトリーダー・コルト」
お預かりしたサンプル品も同じコルト。
今回の依頼内容は、
「572UL-HSのグリップに似せて、
依頼品の592XUL-Sのグリップを作成」
写真上が、サンプル品572UL-HS 下のEVAタイプが、今回のリメイク対象品の592XUL-S
592XUL-S(EVA)を、572UL-HSの様に、
パイプシートのシンプルタイプに似せてリメイク。
まず、592のフードを元ガイド根本まで移動。
ティッシュペーパーをブランクに巻き付けてフードを通す。
これでガタツキとキズを防ぐ。
ダメ押しでマスキングテープを下から巻き上げて、巻き下る。
名盤(シール)は綺麗に剥がして保管。
EVAはデザインナイフで背側をカットしてゆっくり剥がす。
パイプシートの溝をアクリルカッターで真っ直ぐ、けがく。
この動作をパイプが割れるまで行う。
力を入れ過ぎるとズレたりするので、ワダチにカッターの刃がしっかり乗っているか、
感じ取りながら行うと失敗が無い。
パイプを外して後はブランクのみにする。
EVAの跡が若干残るが、
今回は綺麗に剥がす事が出来た。
「取付け位置はバランスを見ながらおまかせ」でしたが、
フロントのチェック(純正品)を基準として今回は組み立てる。
パーツはこの、SKSDPS-SD16P。
フードのカラーも同じパーツ。
早速袋を開けてイメージはほぼ同じ。良好。
パイプは工房内にあった端材をかき集めて組み立てる。
数センチのカーボンを使用する為に、
丸々一本カーボンブランクを購入して頂くのは心苦しい。
色々探して、綺麗なパーツをセレクト。
今回はパーツ端材もテンポ良く見つける事が出来た。
フードのスクリューパイプはそのままでは長い為、
サンプル品に合わせてカット。
純正の長さに合わせてカット後、
断面はペーパーヤスリを垂直、平行にゆっくりスライドして削る。
スクリューとカーボンパイプをカットして各パーツを作る。
パーツ毎組みながら確認。
大体同じ感じになってきました。
ここでブランクをカットして、
元ガイドの逃がしておいたフード(純正)を回収する。
これでパーツは全部揃いました。
仮組みして確認。
中央パイプのカーボンパターンが違う以外は大体寄せる事が出来た。
フロント加工、コアテープを巻き土台のカーボンパイプを接着。
接着後表面はペーパーヤスリでヤスる。
純正パーツは綺麗に埋め込み式、、、手に入らない為似た様なパーツを探す!
マタギのワィンディングチェックの近いパーツを使う。
仮組みして見る、、、。
一番低く平べったいアルミパーツを選んだが、
これが一番近いパーツ、
余り目立たずフタが出来るタイプ。
端材のカーボンパイプを少し表面をヤスリ掛けして再塗装。
再塗装後、表面をコンパウンドで磨き完成。
後はカーボンパイプとフードエンドを接着して完成。
この時しっかりとリールシートの向きを合わせる。
完成。
リメイク前 リメイク後
➔
カーボンパターンが違うが、
サンプル品に近いリメイクが出来ました。
➔
シールと使用しなかったフロントフードは返品。
完成後は、しっかり梱包。
ご依頼店のイシグロ半田店へ、
定期便にて返送致します。
今回の作業金額は、
パーツ合計金額は、1,050円(税抜き)
工賃合計金額は、8,500円(税抜き)
※延長カーボンパイプは、工房内の端材を使用にて金額の減有り。
ご参考までに、、、。
イシグロ半田店の店舗情報は、こちら⇩
釣り大好きスタッフが集めた新鮮な釣り情報がいっぱい!釣果情報新着一覧はこちら!
イシグロ店舗スタッフ発!さまざまな情報の新着一覧!店舗ブログはこちら!
イシグロ店舗へのアクセス・営業時間のご案内や店舗発信の新着情報各種はこちら!