イシグロ名東引山店(受付担当スタッフ新美)より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、デジーノ、
「レーベンDLT-C611M/HRST1S」
依頼内容は、
「表面塗装の剥がれ処理」
硬い物に強打すると、ブランク表面は簡単に剥離します。
状態は塗膜の2層目、ネームシールを被せたエポキシの塗膜剥がれ、
塗膜と下層部との剥離はそんなに酷く無いですが、
下の塗装も少し剥がれている。
この段差を埋めて、これ以上広がらない様に処理。
塗膜が欠損している際が剥離し空気が入っている為、
浮いて白く見える所から処理する。
空気を抜きながら、希釈したエポキシを浸透させてエポキシを同化させる。
主剤、硬化剤を1:1で混ぜてエポキシを作る。 作ったエポキシ2に対して等分の溶剤で薄める。
1回目全体に塗ると、浸透して剥離の隙間に入り、際の浮いて塗面の境がある程度消える。
表面張力を活かし爪楊枝で、こぼれない様にブランクの面まで盛る。
その状態でエポキシが垂れない様に、上を向いた状態で固定し、
次の日まで乾燥させる。
棚の中段は空調で丁度良い温度で乾燥も早い。
上段は他の作業中に発生する細かなホコリが舞うので、
保護も含めて中段に設置する。
表面までエポキシを盛ったが、希釈した溶剤は揮発してエポキシは残る、
まだまだ表面に達する程の肉が無い。この作業を後3回程同じ工程を繰り返す。
3日後から表面の調整に入る。
しっかり乾燥を確認後、
ブランクの表面より、少し盛り上がった状態から、
余分なエポキシにコンパウンドを掛け塗り際から調整を行う。
点付けして丁寧に摩擦を掛けて面をならす。
➔
割れの段差は大体埋まる。
ただ割れた断面の厚みが深いと、ブランクを斜めにした時光の屈折でしっかり分かる。
矢印の上部1.5㎝が今回の補修箇所となり、若干光の線が歪んでいるので直ぐ分かる。
割れた状態をそのままにするとヒビが広がる為、
今回の作業は割れ止めと、見栄えを少しでも良くする作業となり、
完璧な状態には仕上がりません。この作業ではこれが限界となります。
作業前(この状態を放置すると、際からエポキシが割れたり、空気が入り気泡が増えます。)
作業後(基本はエポキシを盛って亀裂や空気が入らない様にしただけです。
日に照らすと光の屈折で割れた箇所は分かり、現状出来る限りの処理に留まります。
エポキシの厚みは大体合わせたので触った違和感はそんなに感じないと思います。)
ご依頼店のイシグロ名東引山店へ
定期便にて返送致します。
今回の作業金額は、
工賃金額合計は、1,500円となります。
ご参考までに、、、
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