こんにちは イシグロ鳴海店の大塚です。
前回リールのオーバーホールについてブログを上げておりましたが、
「メーカーに出すと金額もかかるし、時間もかかる・・」
「特に低価格のリールをオーバーホールに出すのは割に合わないのでは・・・」
と思う方は少なくない!
ということで自分でリールのメンテナンスを行いたいという方に簡単なメンテナンス、
今回は小型スピニングリールのドラグ機能のグリスアップとドラグワッシャー(フェルト)の交換についてご紹介いたします。
まず、スピニングリールのドラグ機能にについてですが、
魚とのやり取り中で強い負荷が掛かった時に一定のテンションをかけながらスプールを逆転させて、糸を送り出す機能です。
この機能の中で重要なパーツがドラグワッシャーというパーツで、これのグリスがきれているとドラグ機能が低下し、
ラインブレイクや魚をばらす原因になります。
ワッシャーからグリスが落ちてしまう原因としては、釣行後に水洗いを繰り返すことでグリスが洗い流されていきます。
また、水洗いしなくても雨の日の釣行などでドラグが濡れてしまうと、グリスの乳化(水と油が混じる現象)は起きるのでグリスは流れてなくても性能は落ちていきます。
ドラグワッシャーは重要なパーツなのでメンテナンスは欠かせませんね。
それでは作業をしていきますが今回行うリールはコチラ
シマノ 08ツインパワー2500S
年数もたっているので、ドラグワッシャー自体交換しようかと思います。
ドラグワッシャーはメーカーよりパーツで注文できます。
年数がたっていてもドラグワッシャーは共通パーツになっていることが多いので
10年以上前のリールでもパーツがあり、交換可能なケースは多いです。
当店でもパーツの注文がきますので詳しくはスタッフまでお声がけください。
ダイワシマノリールの展開図はコチラから確認できます。
ダイワ
https://www.sl-planets.co.jp/shop/default.aspx
シマノ
https://www.shimanofishingservice.jp/price.php
まずはドラグノブを外しスプールだけの状態にします。
バネで金属のワッシャーを止めているのでバネを外し金属のワッシャー外します。
中にはドラグワッシャー(フェルト)があります。こちらを外しドラググリスを付けた新品のワッシャーに交換します。
外したワッシャーには取り付ける順番があるので組直ししやすいように並べておきます。
今回はパーツの数量も少ないですが、ドラグワッシャーが何枚も重ねられているモデルもあるりますので、展開図を見ながら行うとわかりやすいです。
ワッシャーを外したらスプールや金属ワッシャーを掃除します。
各パーツの掃除が終わったらドラグワッシャーのグリスアップを行います。
ワッシャーに取り付けるグリスはメーカー純正のものでもよいですし、こだわりのある方は、ちょっと性能の良いグリスを使ってもよいです。
※ダイワさんのATDは専用のグリスが塗布されていますので、注意が必要です。
当店ではシマノ純正のドラググリスACE-0を取り扱っております。滑らかにラインが出て性能も十分ですが、今回は私用のドラググリスを使用しました。
ドラググリスの付け方ですが交換するドラグワッシャーをドラググリスの瓶の中に入れます。
表裏両方にグリスが付いたら取り出してポチ袋に入れ、もみ込みフェルトにグリスをしみこませます。
グリスがしみ込むとフェルトの色が少し変わるので全体的に色が変わったらOKです。
ワッシャーにグリスがしみ込んだらもう一度どぶ付けして完了です。
つけ過ぎと思われるかもしれませんがドラグワッシャーに関しては多めにつけてOKです。
ワッシャーを新品に交換しない場合は古いグリスを洗い出します。
ティッシュやキッチンペーパーにワッシャーを当ててパーツクリーナーで古いグリスを取り除きます。
しっかり乾かしたら同じようにグリスを付けます。
グリスの塗布が完了したらドラグワッシャーを元通りに組み直しして完成です。
割と簡単に行えるメンテナンスなので皆さまもチャレンジしてみてはいかがでしょうか!