どうも、掛川店の浅羽です☆彡
いきなりですが、イシグロ発の船タチウオゲームと言えばサーベルテンヤ。
そのゲーム性の高さから静岡県中～東部を中心に流行し、今や完全に定番化しました。
そして2024年、イシグロがまた新釣法を公開します！
その名はサーベルカブラ！
サーベルカブラがどんな釣りかを一言で表すと【タイラバと同じタックル＆釣り方でタチウオが釣れる釣法】なのです。
初心者でも簡単に釣れる手軽さと上級者でもハマる奥深さを持ち合わせており、サーベルテンヤに勝るとも劣らない高いゲーム性があります！
では、少し深堀りして説明していきましょう。
【 目 次 】
【タックルセッティング】
ロッド：Tsulino ラワイヤメタルティップゲーム サーベルテンヤバーサタイル B692MかB662ML、タイラバロッド。
リール：船用ベイトリール。水深が把握しやすいカウンター付きがおすすめ。
ライン：1.0号前後のPEラインを200ｍ以上。
ショックリーダー：6号前後のフロロカーボンラインを2ｍ程度。
フック：専用フックであるTsulino 駿河湾タチウオスペシャル カスタムフック。
ヘッド：お好みの遊動式タイラバ・テンヤ・カブラのヘッド。グロー系のカラーが特におすすめ。
エサ：Tsulino サーベルテンヤベイト サンマなどの魚の切り身。
【釣り方】
①指示棚の下限まで落とす。
②秒速60～80㎝程度のスピ―ドで巻く。
③指示棚の上限に到達したら①に戻る。
④数往復探っても反応が無い時はエサが取られている可能性があるのでチェックも兼ねて回収する。
【フッキング】
①前アタリが出てから本アタリが出るパターン
最も多いパターンで、巻き上げ中に「コン・・・コン・・・コンコンコン」っと前アタリが出ます。
そのまま巻いてくると「グイーン」と本アタリが出るので、そこで大きくスイープにアワせます。
②前アタリがほとんど無く本アタリが出るパターン
高活性時のパターンで、ほぼ勝手に掛かるので追いアワせを入れる程度でＯKです。
③前アタリはあるが本アタリがなかなか出ない
低活性時のパターンで、前アタリが出たら巻きスピードを落とすか思い切ってストップさせ本アタリが出るのを待ってからアワせます。
【ファイト～取り込み】
フッキングに成功したらタチウオが走った時はドラグを使って耐え、あとはポンピングせずに巻き上げてくればＯＫです。
指3本幅まではロッドで抜き上げ、指4本幅まではリーダーを持って抜き上げ、指5本以上はネットを使ってランディングしましょう。
【よくある質問】
Ｑ：開発のきっかけは？
Ａ：きっかけは2016年。当時、サーベルテンヤのゲーム性の高さにドハマリしていた私は結構な回数の釣行を重ねていました。
しかし初心者の方にはセッティングや釣り方が難しい一面があり、深い水深に対応出来ないというデメリットを感じていました。
そんな時、同僚が「タイラバにタチウオが喰ってくることがあるが全然フッキングできない。」と言っていたのを聞き、タチウオが釣れるタイラバがあればサーベルテンヤのデメリットをカバーできるのでは、と思い開発をスタートさせました。
Ｑ：名前の由来は？
Ａ：テスト釣行中に良く「タチラバ」と言われたのですが、「サーベルテンヤ」の兄弟分という想いを込めて同じ語呂の「サーベルカブラ」にしました。
Ｑ：サーベルカブラの特徴は？
Ａ：セッティング＆釣り方がシンプルで手返し抜群です。初心者でも手軽に釣ることができますが、様々な状況に対応したりライバルに差をつけるには小技も必要という奥深さもあります。また、ヘッドの重さを変えて幅広い水深に対応できるのも今までのライト系の釣法にはないメリットです。
Ｑ：サーベルカブラが得意なシチュエーションは？
Ａ：タチウオのレンジが広く、追いが良い時です。そんな時は手返しの良さも相まって竿頭が狙えるかもしれません。
Ｑ：サーベルカブラが苦手なシチュエーションは？
Ａ：タチウオのレンジが狭く、追いが悪い時です。そんな時はサーベルテンヤや天秤仕掛のエサ釣りの方に分があるかもしれません。
Ｑ：大型も狙える？
Ａ：テスト釣行では指5本幅以上の大型を何本も釣りましたが、選んで釣る事は難しかったです。大型のみを狙う場合はタチウオテンヤの方が良いかもしれません。
Ｑ：エサは絶対必要？
Ａ：20回以上テスト釣行を実施してきましたが、エサ無し釣れたことありません。
Ｑ：どんなエサがおすすめ？
Ａ：アジ・コノシロ・サバなどでも良いですが、サンマの切り身が一番アタリが多かったです。中でもTsulino サーベルテンヤベイト サンマは上端をカットした形状と持ちやすい加工でベストチョイスと言えます。青・紫・ケイムラなどに染色した物に反応が集中したり、タチウオパターンの時に20㎝程にカットしたタチウオの切り身をセットしたところ大型が喰ってきたことがありました。
Ｑ：エサの付け方は？
Ａ：下記を参照にして下さい。
①切り身は上端をカットしておくとセットしやすくなります。
②切り身の上端部分、皮側からダブルフックを刺す。
③メインフックを刺す。
④形を整えて完成。
Ｑ：タイラバロッド以外のロッドでもできる？
Ａ：アタリを取ったりフッキングするのが難しくなるので釣果が伸びない可能性が高いです。どうしてもという場合は、本アタリが出た時にラインがズルッと出るくらいドラグを緩めてみて下さい。
Ｑ：フッキングミスやバラシが多い場合はどうすれば良い？
Ａ：フッキングのイメージは「前アタリがあっても巻き続けていると針先が勝手に掛かるので、それを貫通させるためにグイーっとスイープなアワセを入れる。」です。悩んだ場合は柔らかめロッドと遅めのアワセを意識してみて下さい。
Ｑ：専用のヘッドは無いの？
Ａ：商品案はあるのですが、開発に着手できておりません。
Ｑ：ドラゴン（大型タチウオ）専用のフックは無いの？
Ａ：商品案はあるのですが、開発に着手できておりません。
少し長くなってしまいましたが、以上がサーベルカブラについての説明になります。
Tsulino 駿河湾タチウオスペシャル カスタムフックは全店で発売中！
【写真】新発売 駿河湾タチウオスペシャル カスタムフック
【写真をクリック】本社スタッフによるテスト釣行の様子はコチラから
船タチウオコーナーやタチウオジギングコーナー・タイラバコーナーに展開しています。
ぜひ、お近くの店舗でお求めください。
今後は、ライバルに差をつけるための小技の紹介や実釣の様子もお届けしていく予定ですのでお楽しみに♪
それでは☆彡
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