イシグロ大樹寺店(受付担当スタッフ内田)より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、
ダイワの「極鋭 カワハギ AIR ボトム」
今回の依頼竿は、
前回(8月下旬受け)「穂先折れ・継ぎロービング」依頼を受けたロッド、、、。
再度リメイクとなります。
前回の折れた箇所。⇩
#1-4G下で継ぎロービングしました。 前回直した状態。 (リメイク完成)
➔
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今回は、、、。
折れた箇所は#1-2G下で折れています。
金属ティップは、同じ穂先がそう簡単に何回も折れる事は無いので、
素材劣化の可能性も十分に考えられます。
穂先はもう再利用出来ない為、グラスソリッドで作成して行きます。
AGSガイドは回収して再利用。
グラスソリッド!! 長さ、太さ用途によって揃えてあります。
チヌ用や船用のソリッドは曲がり(コシ)調子が合わない為、
調子が近いソリッドを探します。
今回丁度良いグラスがこのマルイカ用のグラスソリッド。
外径も削り合わせるのに丁度良く、コシがしっかり残る部分を利用して、
穂先を作成して行きます。
グラス素材の特徴として、
この様にかなり絞っても折れる事はほとんど無いですが、
穂先を突いたりすると簡単にグラス素材が破損します。
「曲げる力には強く、押される力には弱いです。」
今回はグラス穂先の特性を活かして、アタリを拾い、
オモリ負荷に丁度良い穂先を作成していきます。
穂先の元を旋盤機で削り、
差し込みの長さは35mm取ります。
差し込み部もピッタリ。
ブランクの外径も丁度です。
外したメタルトップからガイドを外して間隔を見ます。
穂先はホワイトを吹き、上からクリアーを吹き上げて塗装は完了。
TOPガイドの内径が合わない為、TOPのみガイド追加してAGSガイドは再利用。
ブラックとゴールドで巻き上げる。
エポキシコーティングして完成。
今回は穂先の長さを取り、
マルイカ用のソリッド穂先のコシが効いている箇所を使用。
30号のオモリを背負わせて、、、、こんな感じ。
今回穂先は少し太目仕様。
負荷が掛かっても十分絞り込める穂先になっています。
40号のオモリを背負わせて、、、こんな感じ。
40号を乗せても十分余力があります。
トップカバーを取り付けてから緩衝材を巻いて発送用意。
ご依頼店のイシグロ大樹寺店へ、
定期便にて返送致します。
今回の作業金額は、パーツ金額、605円(税込み)
工賃金額、20,295円(税込み)となります。
ご参考までに、、。
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