こんにちは。
イシグロ中川かの里店のズミシー店長です。
不定期連載「ズミシーの独り言」
その①となります。(②以降はあるのか!?)
今回は「ダイワ『FKジグ』のサイズ別使い分け」についての独り言です。
ここでは最近使用している『FKジグ』について書きますが、いろいろなジグに当てはまることだと思います♪
独り言ですので、「へぇ~」くらいのお気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
「え?水深の深さとか、潮流の速さで使い分けるんじゃないの?」
という声が聞こえます。
はい。正解です。
でも、ズミシー的には「正解だけど30%くらいかなぁ」という感想です。
ズミシーが何を考えFKジグのサイズを使い分けているのか、
正解の70%くらいまで独り言を綴っていこうと思います。
残りの30%はイシグロ中川かの里店でズミシーを捕まえて聞いてくださいね(笑)
まず、ズミシーが伊勢湾(以降は伊勢湾内愛知県側の意味)で使うサイズは3種類。
150・180・210gです。
先ほど皆さんが思った通り、
ジグサイズ 小→大
水深 浅い→深い
潮流 遅い→速い
風 弱い→強い (特にドテラ流しの場合)
絶対条件=船長の指示&他人とオマツリしないこと
↑これが一般的な考え方だと思います。
しかし、この考えの中にジグのサイズそれぞれの個性や役割が入っていないのです。
では、ズミシーがどのようにFKジグのサイズを使い分けているのか!?
ズミシーが伊勢湾で使用する150・180・210g。
一番最初に使うサイズは「180g」です。
間違っても「使う回数が一番多いサイズ」ではありません。
いわゆる「パイロットルアー」ってやつですね。
180gでこの日の海の状況をチェックするのです。
180gのメリットは、
最も伊勢湾にマッチしたサイズです。
ここで言うサイズとは、ジグとしての大きさ(見た目)と重さです。
大きさ(見た目)は
伊勢湾で釣れる魚が食べているベイト(エサ)の最大サイズに近い。
重さは
伊勢湾の水深70m前後のポイントまでをストレス無く使える重さ。
この180gでイイ感じであればこのまま使い続けます。
「ちょっと落ちるのが早すぎるかな…」
「ちょっとベイトサイズより大きすぎるかな…」
と思ったら150gに変えます。
「ちょっと落ちるのが遅くて流されちゃうな…」
「ちょっと引き抵抗が無くて、抜けてる感じがするな…」
と思ったら210gに変えます。
180gのデメリットは、
見当たりません!
180gは「デキスギくん」のような優等生なんですね。
だから一番最初に使っちゃうんですよねぇ(笑)
でもズミシーは優等生は嫌いなので、すぐに変えることが多いです。
(デキスギくんよりもオオノくんやスギヤマくんの方が好きですね。)←話が脱線しました。
「ちょっと落ちるのが早すぎるかな…」
「ちょっとベイトサイズより大きすぎるかな…」
と思いましたので、150gを使います。
150gのメリットは、
軽い=落ちる時間を長く取れること
小さい=小さいエサを食べているときに有効
ズミシーがFKジグを使う時、多くの場合で「あのパターン」をやっています。
イシグロ中川かの里店 ズミシー的伊勢湾フォールパターンの考察ブログはコチラ
このパターンでは「落ちている距離」は一緒でもジグウエイトを変えることで
「落ちている時間の長さ」を変えることが出来ます。
180g→150gに変えることで「落ちている時間の長さ」を長くすることが出来ます。
落ちている距離は一緒でも「落ちているジグを魚に見せている時間」を長く出来るのです。
これってすごくないですか!?
しかもさっきよりちっこいサイズのジグですよ!
絶対食べちゃいますよね!?
はい。あなたは今、150gがめっちゃ欲しくなっていると思います。
ここで150gのデメリットをご紹介。
軽い=落ちる時間が長い=オマツリの危険性アップ
小さい=小さいエサ=存在感がダウン
…是非150g買ってくださいね(笑)
「ちょっと落ちるのが遅くて流されちゃうな…」
「ちょっと引き抵抗が無くて、抜けてる感じがするな…」
と思いましたので、210gに変えます。
210gのメリットは、
重い=落ちる時間が短い
大きい=存在感がデカい
180g→210gに変えることで「落ちている時間の長さ」を短くすることが出来ます。
これはメリットも多く、水深が深い場合や潮流が速い場合、目的の水深まで素早く到達することが出来ます。
あなたのジグが一番早く、魚の目の前に現れる可能性が上がります。
ということは、釣れる可能性も上がるかも!?
さらに、速く落ちるとロッドからジグまでのラインをより真っ直ぐにすることが出来ます。
皆さん、軽いジグの方が水中で動いていると思っていませんか?
正解ですが「不正解」です。
軽いジグは落ちるのが遅く、水中で「ラインスラッグ(糸の弛み)」が出来てしまっています。
この状態でロッドやリールを一生懸命動かしても、「ラインスラッグ」を引っ張っているだけで、ジグが動いていないこともあります。
しかし重いジグではどうでしょう?
ロッドからジグまでの「ラインスラッグ」が出来にくいので、ロッドを動かせばその分ジグも動いてくれるのです。
ズミシーが重いジグに変える時、これを意識して重くすることが最も多いです。
今、あなたのジグは素早く魚のいる水深に到着し、よく動いています。
先ほど使っていた180gや150gより大きいです。
見た目で魚に対するアピール力は上がっています。
さらに、大きいジグは動かしたとき&落ちる時に出る「波動」も大きくなります。
つまり、「動き」「見た目」「波動」のアピール力が上がり、
より魚を引き寄せてくれるのです!
これってすごくないですか!?
タングステンなど「より小さく」という流れですが、
大きいジグも釣れるんですよ!
はい。あなたは今、210gがめっちゃ欲しくなっていると思います。
ここで210gのデメリットをご紹介。
重い=落ちる時間が短い=見せる時間が短い
大きい=大きいエサ=小さいエサを食べている時は食べにくい
…是非210g買ってくださいね(笑)
長い文章を読んでいただきありがとうございました。
ジグのサイズ別使い分けには様々な考え方があると思います。
まずは船長に聞いてみてください。
そして、船長の指示に従ってくださいね。←これ絶対です!
イシグロ中川かの里店では、FKジグの在庫がまだまだたくさんあります!
ズミシーとオフショア大好きソルトルアー担当スタッフの五十住(イソズミ)がオススメ商品や使い方などをわかりやすく説明させていただきます!
みなさまのご来店をお待ちしております!!