イシグロ西春店(受付担当スタッフ松久)より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、
ダイワ鮎竿の持ち込みブランク2本。
「メガトルクMT80(ブラック)×1本(破損ブランク)」
「メガトルク急瀬抜90(レッド)×1本(破損ブランク)」
お客様持ち込みの破損ブランクのグリップを使用して、
「ハカマの作成」依頼となります。
高級竿のブランクを使用!!
「ハカマ作成」×2本分となります。
折れている箇所以外はほとんどキズも無く、
ハカマ作成の素材としては、綺麗な状態で最高級品素材を手に入れました。
しっかり作成して行きたいと思います。
ニッシン
アルミエンドキャップ(FX下栓)
23.0と24.0を使用。
差し込んで隙間具合を確認。
黒(MT80)は文字を隠す所から下へ、、。ヒビの入り方はこちらの竿が酷い。
ヒビの手前3mmでカット。
赤(急瀬抜き90)は指定位置から下へ、、。こちらは少しグリップを長目に取れますが、、、
握りは150mm以上確保出来ればOKと言う事でした。
バラバラの長さになるよりは、統一して黒の短い方で赤も合わせます。
ブランクカット、断面処理をおこなう。
鮎竿はブランクが薄い為、細歯のノコギリでは無く、
ひし形のヤスリでブランクをゆっくり回しながら削りカット。
一気にカットすると、カット部のブランク断面が跳ねて縦方向に裂ける時があります。
内側奥にヒビが進行しない様に、
薄い高弾性カーボン程、慎重に丁寧に扱う作業が求められます。
カット後は断面をペーパーヤスリで削り滑らかに処理しておく。
熱収縮チューブはグリップ間を少し覆う感じの長さでカット。
ヒートガンで収縮させる。
エンドから丁寧に収縮させてブランクのエッジに沿って余分なチューブをカット。
現状で同じ長さに調整。
エンドキャップが入る長さの収縮チューブをカット。
隙間はコアテープをカットして貼る。
調整が上手く行ったら接着。
(赤)グリップ、(黒)グリップ共にスレッドを上下の口部に巻きコーティング処理。
これで浸水はしません。
グリップの長さやデザインは同じとなります。
梱包をしっかり行い返送用意完了。
ご依頼店のイシグロ西春店へ、
定期便にて返送致します。
今回の作業金額は、2本分で、、、。
パーツ金額合計、1,540円(税込み)
工賃金額合計、8,580円(税込み)
今回に限ってはグリップ素材をお客様がご用意して頂けたので、
上記の金額となります。
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※通常「ハカマ作成」の場合ハカマとして使用する素材は、
工房内の素材を使用して作成しています。
持ち込まれた竿に合わない場合もありその時は作成不可。
「ハカマ作成」通常工賃は、1本に付き8,800円(税込み)となります。
ご参考までに、、、。
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