こんにちは!タックルオフ沼津店守田です!
今回は、当店でご依頼頂いた【カーボンソリッドチューン】のご紹介♪
ご依頼があったのは、トラウトロッドの修理。
先端が10cm程折れてしまい、元の長さに近づけたいということでカーボンソリッドを継ぐ修理を施しました。
トラウトロッドということで使用したのはこちらのカーボンソリッド。
ジャストエース【ST-250UL】!
新しく発売されたショートタイプのソリッドです。
※まずは折れてしまった部分の内径を加工し、カーボンソリッドがピッタリはまるようにします。
口元部分は割れてしまわないように根巻き糸で補強。
※旋盤機にヤスリをセットして内径を削っていきます。
口元部分のカーボンの肉厚が薄くなってきたら完了の目安。
※今度はカーボンソリッドのコミ部分を加工していきます。
チタンティップのように硬い素材では無いので比較的に簡単に削る事が出来ます。
使用するヤスリは120-240番くらい。
※メス部分にはまるかどうかの確認を削るたびに行い微調整をして削っていきます。
削りが完了した状態がこの状態。↓
※あとはこれを接着していきます。
接着剤をたっぷりとメス側に押し込み、オス側(カーボンソリッド)にも接着剤を付けゆっくり回しながら押し込んでいき接着。
※接着が完了したら、カーボンロービングを巻いていき補強。
コーティングを施し、カーボンロービングをカーボン化させていきます。
コーティング部分はアルコールランプで熱を加え、コーティング剤をカーボンロービングに浸透させます。
※コーティングが硬化したら(一日乾燥が望ましい)ヤスリで表面を整え、ガイドを固定していきます。
※折れてしまったソリッド部分からガイドを剥がし新たに取り付けしたカーボンソリッドにガイドを移植していきます。
糸でガイドを固定していき、巻き終わったらコーティングを施し完了!
残りのガイドも同様の手順で取り付けていき折れてしまった竿が蘇りました!!
以上、簡単ではありますが【カーボンソリッドチューン】のご紹介でした!
☆ロッドを修理したい、ロッドを改造したい、一からロッドを作りたいそんな時はタックルオフ沼津店にお任せ下さい!
専門スタッフがいますのでお気軽にご相談下さい。
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