こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。
今朝はすごい雨でしたね~。
久々の豪雨でしたので、これで少しは山のほうも多少は潤ったのかな。
まだちょっと梅雨入りには早いかもしれませんが、梅雨時に旬を迎える魚の代表と言えば、そう、イサキです!
すでに静岡県の御前崎沖ではかなり釣果が伸びているようですが、今年は大山沖のイサキも例年よりも早く釣れ始めています。
大山沖のイサキ釣りの仕掛けは全長2m前後、2号ハリスの吹き流し。
御前崎では6mの3号から4号ハリスが定番ですので、同じイサキ釣りでも全く様相が変わります。
コマセについても御前崎ではオキアミを使いますが、大山沖ではアミエビ。
ということで、コマセカゴも大山沖では小さいサブマリンタイプが主流なんです。
仕掛けもコマセカゴも違いますが、変わらないのは吹き流し仕掛けを使うということ。
つまり、天秤を使うということなんですが、この天秤について、意外とこだわりが無い方が多いんです。
天秤なんて適当な大きさであればいい?
違います!
もちろん大きさについては適した大きさ(腕の長さ)が選択の基準になりますが、さらに基準として見ていただきたいのが鋼材の太さ(硬さ)、さらにカゴを取り付ける箇所の造り、仕掛けを接続する箇所の造りなんです。
下の写真は弓型天秤の代表でもある、通称「黒パイプ天秤」にサブマリンカゴを取り付けたものです。
この黒パイプ天秤、カゴを取り付ける部分がスプリングを押し上げてカゴをはめ込む形状になっていますが、仕掛けの投入時、雑に投入をしたりすると、下の写真のようにカゴがアームの上に絡まってしまうことがあります。
丁寧に投入をしていれば防ぐことが出来る事例ではありますが、コンディションが悪い時などはなかなかそこまで気を使っての投入を毎回実行するのは難しかったりもします。
写真の例はサブマリンカゴなので、かろうじてカゴの向きは正常時に使い形になっていますが、御前崎などで使われるサニーカゴになると、完全に横向きになってしまいます。
そこで、皆さんにおススメしたいのがこの「ステンライト天秤」
ステンライト天秤のカゴの取付箇所は大型のスナップスイベル。
さらにこのスイベルは鋼材に対してくるくると回転するようにできています。
この構造であれば、ある程度雑な投入であってもカゴが絡みつくことは皆無!
もう一つ、鋼材の太さにもこだわりがあります。
一番小さい腕長36センチのモデルに使われている鋼材の線径は1.5ミリ径。
しなやかさと同時に仕掛けの沈下時に道糸とハリスをしっかりと離してくれるだけの硬さも備えています。
大山沖のイサキ釣りではこの36センチモデルがベストマッチ!
仕掛けの全長が長い御前崎エリアでは40センチモデルが使いやすいと思いますよ♪
また、同じく吹き流し仕掛けを使うオニカサゴ釣りや福田沖のアカムツ釣りにも40センチモデルがおススメです!
そして、このステンライト天秤、仕掛けを取り付けるアーム先端には、強度の強いスイベルが使われています。
天秤の中にはここにスナップ付スイベルが付いているものもありますが、殆どの仕掛けはスナップ付ヨリモドシが上部先端に使われていますので、アーム先端部はスイベルだけで接続は問題ありません。
シンプル且つ、機能的。強度もバッチリで使いやすさも◎♪
是非この天秤をいろんな船釣りで使ってみてください。おススメですよ!