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タックルオフ沼津店より、リメイク・リペア依頼品が入荷しました!

2019/10/15
  • 1,939 view
  • ロッドビルディング・カスタム

タックルオフ沼津店より、

           リメイク・リペア依頼品が入荷しました!

                 (分類・グリップ交換EVA)

こんにちは、

工房担当 福田です。

今回の依頼品は、

    「モアザン・インターライン 90ML」です!

こちらのロッドを、

セパレートから、ストレートEVAを使用し、

パイプシートは、スピニングタイプからベイトタイプへ変更します。

 

やはり、ハイエンドモデルは軽いですね。

それでは、早速作業に入ります。

緩衝材や、マスキングテープを使用しながら、

キズが付かない様に、作業を進めて行きます。

    

メーカーのパイプシートは、           セパレート部は、

富士工業の指定パイプシートに交換、          EVAのストレートへ変更します。

スピニングからベイトタイプへ!

      

 オーダーフォーム確認!

フロントEVAは残して、

パイプシートから

下を破壊して作り直します。

   


 

※グリップ破壊は、セパレートを含め、

内部が分かりません・・・、

作業に入る前に、パーツのサイズや、

組まれたイメージから無理そうな状態であれば、

受付店からお客様に、

内容のお知らせをさせて頂いております。(ご提案もします。)

   

セパレート内のカーボンパイプと、

パイプシートを背割りをしながら、

慎重に外して行きます。

      

ブランクに付いている接着剤は、

ヒートガンで緩めて剥がします。

    

 フロントのEVAグリップから、

         下を全部外し終わりました。

   組み込まれるパーツ類はこちら・・・、

富士工業のパイプシート         ジャストエース

TCS-SD17              EVAエンドキャップ      

    

リング パイプシート用                 リング (リア)        EVAストレート

RSR-16            FPR16(G)           HTE42713  

  

パイプシートTCS-17を仮組みすると・・、

EVAの段差がぶつかるので、

カットして面取りを行います。

  

旋盤機に噛ませて、

再度の面取りと、

緩やかに削りを入れます。

ブランクにキズが付かない様に、

テープは厚目に巻き側面部の削りを行います。

  

EVAの細かな表面キズは、

表面をアルコールランプで暖めれば、目が立ち上がり、

整える事が出来ます。

注意点は・・・、以下通り。

アルコールなど純度の高い物を使用する!

ライターなど不純物が多くススが出やすいと、

仕上がりが汚くなります。

近づけ過ぎて溶かさない様に! です。

  

ブランクにコアテープを均等に巻き、

下地を作成します。

パイプ内も計ってツラを合わせます。

  

後はパーツを順番に接着するだけなので、

区切り、区切りの接着と乾燥を、

確実に行います。

  

以下パーツのEVAカットからパーツ毎に、

EVAカット! 調整。  リングの接着。

  

リング、接着!

   

 リアストレート部も、

  全体的にアルコールランプで炙り目を整えます。

   

     こんな感じに仕上がりました!

 

    完成後の最終チェックも終わり、

      ビニール梱包をして、

依頼店の「タックルオフ沼津店」

                定期便にて返送致します。


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