11月13日 静岡市 清水港日の出埠頭にて、日本釣振興会静岡県支部主催の 『 海釣フェスタ 』 が開催されました。
これはソーラス条約によって閉鎖されている埠頭の一部を、釣り大会開催を目的に一部特別開放をするイベントです。特別解放は平成20年8月に続き、今回で2回目を数えます。普段釣り人が立ち入れない場所だけに魚影は非常に濃く、前回は堤防からの簡単な仕掛で大物や高級魚を釣上げる事が出来ました。
当日は快晴のベストコンディション。7時からの受付には早くから開放を待ちわびる家族連れや、友人同士など約80名が集まりました。参加者全員が救命胴衣を着用し、沖には救助艇も配置。釣り大会の体制が整い皆さん開催を待ちます。
来賓の衆議院議員 望月よしお氏の挨拶の後にいよいよ釣り大会開始。一投目から大鯵やカマスなど次々と釣れ、会場のあちらこちらで歓声が上がります。普段船からしか釣る事が出来ない魚のサイズに皆さん驚きながらも次々と釣り上げていきます。
今回は午前中の3時間を釣り大会として、グループで釣上げた3匹の魚の総重量を競います。朝一番の連続ヒットの後、少し魚は落ちついてしまったものの、ウキ釣りをしていた方に謎の大物がヒット。長時間のやり取り、スタッフの応援も甲斐なく残念ながら ラインブレイク。釣れていたら大物賞間違いなし、そんな強い引きだけに残念でした。
競技時間の3時間が経過し、表彰式へ。次々と検量に大物や高級魚が持ち込まれ会場は盛り上がります。上位表彰以外にも飛び賞や大物賞など抱えきれないほどの賞品に参加者は皆大満足の様子。今回は釣り大会と釣魚のさばき方教室、初心者釣り教室も合わせて開催されました。釣魚のさばき方教室では、清水 入船館の代表取締役社長、大澤恒幸様自らが包丁を握り、次々に釣れた魚を刺身に仕上げていました。
競技時間終了後は午後3時の閉場まで自由な釣りの時間。遠く山梨や岐阜、東京から参加された皆さんは 各々釣りを楽しんでいる様子でした。この開放イベントは今回限りの特別イベントでしたが、今後継続的な開放になる事を願うばかりです。
■ イシグロフィッシングアドバイザー 加藤(記)"