2012年7月7日 清水港の大宝丸にて一つテンヤ教室を開催いたしました。
このテンヤ釣り教室は今回で3回目。一つテンヤでの釣りは、静岡県内でも御前崎以東の各港の遊漁船でも徐々に釣りのメニュー化が進み、各地で楽しめるようになってきた注目の釣りです。
一つテンヤ釣りというと本来は真鯛を専門に狙う釣りですが、ここ清水港周辺の釣り場ではカサゴ、ハタ、アマダイなど様々な高級魚が釣れる為、教室も「五目テンヤ釣り」として開催しています。
ご協力いただいたのは午後船でこの釣りを楽しませてくれる清水港の大宝丸さん。大宝丸さんは根魚専門船として石花海の根魚を得意としており、この一つテンヤ釣りもいち早くメニューとして取り入れ、イシグロの釣り教室にも積極的に協力していただいている心強い船宿さんです。
乗船前のレクチャーで細い道糸でのやり取りを考え、きっちりとドラグ設定をしていただき、基本となるエビのつけ方や様々な応用テクニック、便利グッズの紹介などを説明し、いよいよ出船です。
前日までの降雨で清水港内には強い濁りが出ていましたが、まずは水深20m前後の近場から釣りをスタート。
まずは竿を曲げたのはエソ。小骨が多くいために嫌われがちな魚ですが、すり身が美味しい魚です。その後は清水港内の各ポイントを探っては移動の繰り返しで釣りを続けましたが、なかなか思うような釣果には恵まれませんでした。
太陽が傾き始めた夕マズメのベストタイム、中層から海底付近を慎重に探っていた参加者の竿が海面に引きこまれました!程なく海面まで上がって来たのは一つテンヤ釣りの大本命、真鯛です。
いよいよ時合到来か、その後はイトヨリダイ、カサゴと立て続けににヒット!
そして今回のテンヤ教室の一番の大物がヒット!一つテンヤ専用竿が大きく絞り込まれ、リ-ルのドラグがきいて道糸が引き出されます。強烈な引きこみで大変でしたが船長からのアドバイスで徐々に魚を浮かせ、水面に顔を見せたのは50cm近い良型のハタ!
時間はかかりましたが無事にタモ入れに成功し、お客様も満面の笑みです。
その後、カサゴやイトヨリダイ、真鯛を追加して釣り教室終了時間の日の入りをむかえ、ストップフィッシング。日暮れ前のベストタイムを狙えるのが、大宝丸の午後船一つテンヤ釣りの魅力ですね。
今回の教室開催にあたり、テイルウォーク様、ユニチカ様、ピュアフィッシングジャパン様よりタックルのご協力を頂きました。
次回の一つテンヤ釣り教室は7月21日に予定しています。皆様の参加をお待ちしております。
清水港一つテンヤ教室のおススメタックル 一例
竿 テイルウォーク TAI GAME”78TENYA / HIRARI LS78ML
リール アブ レボNEOS 2500S / 2500SH
メインライン ユニチカ 0.6号200m
ショックリーダー ユニチカ フロロカーボン3~4号
テンヤ イシグロ ネオエリアセレクト テンヤ五目シリーズ 6号、8号(各カラー)
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