昨年の12月17日から1月15日に募集していた タックルオフ 『 第8回ロッドメイキングコンテスト 』 の結果発表です!
【 船竿の部 】
最優秀賞 石上 智章 様
優秀賞 佐藤 豪祐 様
準優秀賞 渡辺 勝 様
【 ルアー・フライ竿の部 】
最優秀賞 酒井 芳之 様
優秀賞 中島 健博 様
【 その他の部 】
最優秀賞 早川 則仁 様
優秀賞 松浦 弘典 様
準優秀賞 西岡 龍一 様
特別賞 島口 務 様
以下は審査員のタックルオフ工房マイスター曽根氏の総評です。
今回の応募総数は船竿が10作品、ルアー・フライロッドが4作品、その他の竿が6作品で合計20作品でした。応募していただいたお客様には心より感謝致します。
今回も審査を部門ごとでさせて頂きましたが、ルアー・フライ竿の部門のみ応募数が少なかった為上位2名とさせて頂きました。ご了承くださいませ。
船竿の部1位の石上様はとうとう5年連続のチャンピオン!第3回コンテストから6連続の入賞でもあります。まさに敵無し状態の石上様は今回を持ちまして殿堂入りとさせて頂きました。おめでとうございます。皮職人の佐藤様はコブラ皮で総巻!恐らくヘビの皮の総巻は佐藤様が初めてではないでしょうか?渡辺様の竿は基本に忠実な奇麗な竿に仕上がっており、蝶のアクセントがお洒落でした。
ルアー・フライロッドの部ではレベルの高い竿が出てきました。酒井様の竿は伝統工芸品と呼べるような工夫がいくつも見られ、審査員からも「実釣に使用するのがもったいない!」との意見が出るほどでした。次回の作品も楽しみです。逆に中島様の竿はメタルパーツを上手に使用し、「今風」な、良い意味で凝ったメーカーロッドのようなスタイリッシュなデザインでした。EVAの加工や接着処理も技術の高さが伺えるものでした。
その他の部門ではカセ竿・イシダイ竿・テトラ竿・堤防用の竿など様々な竿の応募がありました。一番色々な工夫が施された竿が集まる部門だけあって、例年一番審査に苦労する部門ですが、今年もやっぱり苦労させられました。早川様のイシダイ竿は派手さは無いですが、イシダイ釣りの経験に基づいた工夫が感じられました。松浦様のカセ竿も実釣で使用されるよう、ご自分の握りやすい太さやリアグリップの長さを調整されていると存じます。西岡様もカセ竿ですが、グリップの木材加工は非常に面倒な作業だと思われますが・・・隙間なくピッタリリールシートの形状に合っていました。
特別賞の島口様は、我々釣り業界の今期のキーワード「釣りガール」にピッタリの竿でした。このような竿をもった女性アングラーが増えることを望むばかりです。
今回は応募数が若干少なめでしたが、各地域まんべんなく応募があったようです。次回も多数のご参加お待ちしております。
ご参加いただきまして誠にありがとうございました。
■ タックルオフ工房マイスター 曽根(記)
○ 入賞者以外の方にも参加賞をご用意しております。作品返却時にスタッフにお尋ね下さい。
○ 入賞者の賞品は受付店舗にてお渡し致します。
○ 他の賞品、また現金、金券等への交換は致しかねます。