2012年9月15日(土)、名古屋地区船カワハギ船釣り教室を開催致しました。
昨年は開催がなく、2年振りとなったカワハギ教室でしたが、流石にカワハギ人気は高いようで、19名と多くの方にご参加いただくことが出来ました。
今回のターゲットであるカワハギは『エサ取り名人!』とも呼ばれ、釣ることが難しいとされる魚。そのおちょぼぐちでエサを吸ったり吐いたりを繰り返し、エサだけを上手に取っていってしまいますので針掛かりさせるのに一苦労。
それだけではなく、カワハギはバックや真上への上昇、真下への下降、その位置にステイなど、まるでヘリコプターのような動きをしながらアタリもなくエサだけを取ってしまい、いつの間にか針はツンツルテン。
こんな難敵のカワハギですが、難しいから思い通りに釣れたときにはそれだけ楽しいともいえる魚だといえます。
今回もお世話になったのは片名漁港の松新丸さん。台風の影響が心配されましたが、朝に少々雨が降っただけでそれ以降は快晴無風。かなり暑さを感じるほどの釣り日和となりました。
午後2時、港でカワハギ釣りのタックルやエサの付け方、釣り方の説明を済ませて出船。
20分程船を走らせた伊良湖港付近の水深10m位の場所で釣り開始です。このポイントは根掛りの多いポイントということもあり、しっかりと誘いをいれて釣りをしてもらっていると、早速、参加者の皆さんの竿にアタリが。アワセをいれ巻き上げてくると、20cmを超える大きなベラとカサゴが針に掛かっていました。他の方にもショウサイフグが釣れていました。
松新丸さんではフグの調理師免許を持っていますので、釣り終了後に処理をしてくれるので安心して持ち帰ることが出来ます。
タタキ、たるませ、聞き合わせをリズム良く繰返すとアタリは出るのですが、本命のカワハギはなかなか釣れてくれません。どうしたものかと頭を抱えていると、左舷の参加者の方が本日1匹目をキャッチ。手の平サイズでしたが、嬉しい1匹目となりました。
その後も小型のカワハギや他の魚の猛攻が続き、もっといい釣りができる場所はないかと痺れをきらしてポイント移動。しかし移動後も小型のカワハギがメインで、多少良型が混じる程度で結局大型は顔を見せず。
カワハギ釣りが初めてという方がほとんどでしたが、皆さん頑張ってくれたおかげで小型ながらまずまずの釣果を出すことが出来ました。
今回もご協力頂いた「松新丸」さんは、大型船での快適な釣りを行っています。この時期、カワハギもちろんのこと、ウタセ五目といった旬の魚の釣りで出船しています。初心者の方にも丁寧に対応してくれる船長さんなので、興味のある方は是非御利用下さい。
最後になりましたが、今回参加して頂いた皆様、お疲れ様でした。今年の伊勢湾のカワハギは小型中心ですが好釣果が続いています。このカワハギ釣りについてはもちろん、それ以外の釣りにも興味がありましたら、お気軽に最寄のイシグロ店舗にお問合せ頂けたらと思います。
イシグロ名古屋鳴海店 坂部
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