クーラーボックスは釣りやキャンプなどアウトドアシーンで魚の鮮度維持や食品の保冷維持に必須のアイテムです。
ここではクーラーボックスをより快適に使用する為のお手入れ方法と、クーラーボックスの使用上の注意点をご案内します。
釣り人が使うクーラーボックスの匂いの原因は、主に魚の血液や海水、汚れに雑菌が増殖したものと言われています。
普段から使用した後は匂いが移らないようにこまめに洗って除菌・防臭処理をする事で、綺麗な状態を保つことができます。
中性洗剤、スポンジ、ブラシを準備します。
汚れやニオイの状況に応じて重曹、またはクエン酸とスプレーボトルを準備します。
その他、水滴を拭き取るタオルやウエスをご用意下さい。
まず水抜栓を外し、全体を良く濡らして大まかに汚れや砂などを洗い流します。いきなり洗剤で洗うと表面に傷をつけるので注意が必要です。
次にスポンジに水と中性洗剤を含ませて表面や中を洗います。隙間に水が入る恐れがあるので継ぎ目に水を強く当てないように気を付けます。滑り止めのゴムは特に汚れが付きやすいのでブラシでこすります。
汚れが十分に落ちたら水で洗剤を流し、タオルやウエスで全体の水滴を拭き取ります。
風通しの良い日陰でしっかり乾燥させます。水抜栓ははずしたまま、フタと本体が分かれるモデルは外して乾燥させます。
クーラーボックスが乾いたら重曹水をかけて防臭加工をして完了です。重曹は傷がつきにくい研磨剤や消臭剤としての効果が期待できます。
魚の匂いの原因はトリメチルアミンと呼ばれるアルカリ性物質が原因と言われています。
もし重曹では落ちきれない強い匂いがついてしまった場合は、お酢やクエン酸を二倍の水で薄めて噴霧し拭く事でアルカリ性の匂いを中和させることが出来ます。
水抜栓のゆがみ、ゆるみ、パッキンの劣化は水もれの大きな原因となります。クーラーボックスを使用する前に必ず以下のチェックをするよう心がけましょう。
クーラーボックスは完全密閉構造ではないので、水、または海水の運搬用には使用できません。大量の水を入れた状態で移動すると水もれする場合があります。
水の量がクーラーボックスの容量全体の70%を超えている状態で車に載せて移動するとパッキンの部分から水もれする可能性があります。
これらは全てクーラーボックスの破損の原因になります。
ダイワ、シマノの場合、パーツお取り寄せでの修理は可能ですが、1週間~10日間ほどお時間がかかります。
その他のものは修理に非常にお時間がかかります。(場合によっては1ヶ月以上かかります。)
暑い日に気になるのがクーラーボックスに入れた氷のもち具合。
クーラーボックスの性能にも大きく左右されるものではありますが、なるべく長時間氷を持たせるにはちょっとしたコツがありますので覚えておくと便利です。
つづきは クーラーボックスの氷を長持ちさせる技!(イシグロフィッシングアドバイザーブログ)へ
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