釣りが終わって、さあ帰ろうかなという時に!あれれ!?竿が縮まなくなっちゃった!!!
竿先を下に向けて勢い良く一気に振り伸ばすのは絶対におやめ下さい。
固着(竿が縮まない状態)の原因になる場合があります。特に雨などで濡れている場合は固着しやすいのでご注意下さい。
固着を無理にはずそうとすると竿の破損につながる場合があります。はずれない時はそのままイシグロ店舗へお持ち下さい。
※固着はずしは有料です。
写真のように竿を脇にはさみ、先端(穂先)から順に1本ずつ伸ばし、継ぎ部をねじるようにしてガイドの向きを1列に揃え(リールの向きと同じ)各継ぎ目を手で固定して下さい。
しまう時はその逆で、太い方から縮めて下さい。
堤防釣りなどで使用するリールを使用する竿(ガイドのある竿)の正しい伸ばし方と糸などのセッティング方法です。
1 リールのTの字になった部分を竿のリールシートに差し込み、止め具をスライドさせ、グラつかないように固定します。
2 リールのベールを起こします。
3 糸止めにはさんである糸の先端をはずします。
4 ガイドの下から順番に糸を通します。(竿は伸ばさない状態)
5 悪い例 ガイドを飛ばしたり、竿に絡めたりするのは×
6 竿の長さ+2mの糸を出します(両腕をのばした長さが約1.5mを目安に)
7 竿の先端から順番に伸ばします。ガイドが止まるように伸ばします
8 リールのベールを戻します。
川釣りや堤防釣りなどで使用するガイドのない竿(手竿、のべ竿)の正しい伸ばし方説明です。
先端の細い部分からひとつずつ順番に伸ばしていきます。
伸ばし切った所で、少しひねって止めます。(1本ずつ)
しまい方はガイド竿と同じく太い方から順に縮めます。
竿を伸ばす時にはずして、そのままうっかりなくしてしまう事も。ご注意下さい。
竿を購入するとセットで付いているトップカバーや上栓。竿を使用しない時は竿につけておきましょう。竿先の破損を防ぎます。下栓は竿を使用しているとゆるんでしまう場合があるので時々様子を見て、ゆるんでいたら締めるようにして下さい。
もしなくしてしまったら…
♪トップカバー・上栓・下栓 イシグロでパーツ販売ございます。店頭でお尋ね下さい。
釣竿は、魚が針に掛かり、竿先から元竿まで均等に負荷が掛かる場合には、そう簡単に折れてしまう事はないのですが、どんなに高価なものであっても 使い方、扱い方によっていとも簡単に折れてしまいます。
特に最近の釣竿の主流となっているカーボン素材の釣竿は、その素材の特性上、部分的に強い力を与えるといとも簡単にその部分の分子構造は破壊され、折れてしまうのです。
・道糸がガイドに絡んでいる事に気づかずにリールを巻いた、又は投げた。
・取り込みのときに勢いあまって巻き込みすぎた。
・竿がしっかり伸びていない、又はつなぎが浅い事に気づかずに竿に負荷を掛けた。
・風が強い中、風向きに逆らって竿を振った。
・道糸が竿先に絡んでいる事に気づかずに道糸を引っ張った。
・竿を振ったときに気づかずに木の枝などの障害物にぶつけた。
・根掛かりした(水底の障害物にひっかかった)仕掛けを取ろうとして、竿を力任せに引っ張ったりあおったりした。
(参考)根掛かりした時の対処方法はこちら:イシグロ釣り講座SOS篇「仕掛けが引っ掛かった時」
・竿のキャップをし忘れたまま車のトランクに収納した。
・リールの道糸をガイドに通したまま竿をたたんで収納した。
釣竿は意外と繊細なものです。釣り場について竿を出してみたら知らない間に折れていた、魚を掛ける前に折ってしまった、魚を掛けたら折れてしまった、そんな事が起こらないように取り扱いには充分に注意しましょう。
トップカバー(ガイド竿)、上栓(手竿)の脱着時は無理にひねったりこじったりしない。
ガイド竿の場合、向きを揃えしっかり固定した全てのガイドに確実に糸を通して使用する。(下から上へ順に通す)
竿に糸が絡んだままリールを巻いたり、仕掛けを投入したりしない。
仕掛けの巻き込みすぎに注意する。
※ ページの内容は予告なく変更する事がございます。予めご了承下さい。
★釣りが初めての方にぴったりな釣り場や釣り方をご案内♪「フィッシングビギナーズ」
★釣り初心者にもわかりやすく各釣魚別に釣り方を解説します!「釣り方指南」
釣りには専門的な用語がいっぱい。最初は難しいけど覚えるとさらに面白い釣りの世界が広がりますよ。
わからない釣り用語を聞いたらまずここで調べて覚えましょう♪
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わからない釣り用語を聞いたらまずここで調べて覚えましょう♪ルアー編です。