こんにちはイシグロ駿東店の牧野です。
今回はスタッフ稲村と共に南伊豆の沖磯入間に渡船しました。
お世話になった船宿さんは入間荘日吉丸。下記HPです。
http://www3.tokai.or.jp/irumaso/
前日に「明日行く?」 「それとも明後日にする?」とコンディションの悪さを気にしていました。
それというのも、台風が低気圧に変わったのが丁度南に位置しており、西風がかなり強く吹く予報だったのです。
前日19時に出船確認を船長から確認し、不安交じりながら急いで釣りの支度をしました。
現地に早朝5時半頃に到着。車の中でちょっと睡眠をとっていると、轟轟と風の音がするではありませんか。
これはちょっと厳しい釣りになりそうだとますます不安になり、いざ出船。
磯限定で渡船可能ということで、入間の磯では強風でも釣りが出来るポイント「加賀根の水道」に渡礁。
海上はウネリがあり荒れ模様。風も強くタフなコンディションでした。
コマセを混ぜて、竿に糸を通す。ウキ、ガン玉をセット。
この「加賀根の水道」は以前にも乗ったことがあり、地形や潮の動きはある程度把握できていました。
前回、釣果を出した仕掛けをそのまま再現することに決めオーソドックスに攻める。
ソルブレエクシオアーツS Bのウキをセットし、ハリスにガン玉、2、4、8と3段打ち。棚は5ヒロ約7.5mとり奥深くを探ることにしました。
速い時間帯はなかなかエサも取られない。かなり激渋の様相。タフコンディションに加え釣果も最悪となるとなかなかきついなあと思いながら、辛抱強くコマセを撒いていました。
そこで、ようやく隣の稲村氏の竿が曲がる。
あがってきたのは、30cm越えのまずまずサイズ。まずはボウズはなくなったと小型ながら本命ゲットに安心したようでした。
相変わらず喰い渋りは続き、未だ僕のウキは沈んでいない。
焦りを感じつつ、辛抱強くコマセを撒いていると潮の流れが変わった。
今まで沖に流れていたのが中に入ってくるようになり、潮も澄みサカナが見えるようになる。
際からも大きな魚影が見え隠れしており、俄然やる気にスイッチが入る。
これまでとは明らかに変化し、エサ取りも増えて付けエサがなくなる。
何とか深い水深でサカナを食わせたかったので、コマセワークを考える。
先にエサの煙幕を作っておいてから、その中に仕掛けを投入。その後も被せてコマセを投入。
すると、ウキがジワジワシモッている所から、スーッと底に引きこまれ、すかさず合わせを入れる。
竿を曲げ、じっくりとサカナを浮かせるとなかなかの魚体。
これは良型だと、稲村氏にタモ入れしてもらい確保。
凡そ40cmくらいあるだろうそのサカナは紛れもなく、口太メジナ。
時合と棚が一致した最高の一尾でした。
この時合が、一番釣れていたときで連発で何枚が確保できました。
このフィーバータイムも終わりまた渋い状態が続いていく中、隣の稲村氏は確実に釣果を出しているではありませんか。
彼は全層の釣りをしていて、聞けば000の重いウキを使用し沈めて流し竿の穂先でアタリをとっているとのことで・・・
早速、同じ仕掛けで僕もチャレンジ。すると、一投目からアタリがあり見事サカナが掛かるではありませんか。
イスズミなどの外道も混じるものの、比較的簡単に釣れる。
こんな釣り方もあるんだと、また一つ釣りの引き出しが増えたので、教えてくれた稲村氏に感謝です。
楽しい時間は過ぎるのも早く、それから30cm前後の魚を数枚獲り、お土産も確保したところで納竿。
序盤のタフコンディションのこともすでに忘れており、帰る頃には穏やかな状況になっていました。
結論・・・釣りは行ってみないとわからない。結果は必ずでるが、今回は良い結果に終わり大変満足でした。
今回は1枚しか大型は掛けられませんでしたが、実際にサカナは見えており工夫次第ではまだまだ釣れると思われます。
次に来た時はそれらも仕留めたいと思います。
みなさん、楽しい磯釣りのシーズンがようやく本調子になってきました。
当店では、磯釣りのサポートを全力で取り組んでいます。
磯釣りのことなら何でも聞いてください。
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