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クリスマス島 GTフィッシング遠征記!

釣行日
2011/01/06
釣行時間
00:00~00:00
投稿者
イシグロ浜松高林店

旅行社フリーライドアングラーズ クリスマス島 GTフィッシング

昨年訪れたクリスマス島の素晴らしさが忘れられず、年末年始に今年もクリスマス島のGTフィッシングに挑戦してきた。 昨年のホノルル経由ではなく、今年は香港・フィジーを経由してのクリスマス島入り。12月27日AM10:00にセントレアを発ち、クリスマス島に到着したのは29日AM7:00。 まるまる2日間かけての移動だ。 ようやくたどり着いたクリスマス島は、昨年とは違い雲も多く風も強い。空港へ着いたときに、迎えが来ていないというハプニングがあったものの、無事にフィッシングロッジに到着し、早速釣りの準備へ。クリスマス島は週1便しか飛行機が飛んでいないため、これから1週間釣り三昧となる。昨年も一緒に行った石野と、 「 風が強くて寒いなぁ。船、出られるかなぁ。 」 などと話をしながら港へ。 今年は、昨年の木製のカタマランではなくスピードボートを利用。出航はしたものの、やはり風が強くうねりもあり、遠くの好ポイントへは行けそうにない。初日は、近くのポイントを狙う。 海外へ行けば、簡単に釣れると思う方も多いと思うが、そう簡単ではない。最初の1匹に出会うまでは、ボウズにならないか緊張する。 石野にファーストヒット。丁寧なやり取りで無事にゲット。 ほどなく、自分も小振りながらも初GTをゲット。ホッと胸をなでおろす瞬間だ。 それにしても、GTは強い。本当に強い。 「 ヴォン、ヴォン! 」 とポッパーが水面を噛む音だけが聞こえてくる静けさの中、突然水面を激しく割り、口を大きく開け、体ごとポッパーをひったくっていくGT。 「 出た! 」 という声が自然と出てしまう。次の瞬間、リールのドラグ音が鳴り響き、ロッドが強烈に絞り込まれる。魚のサイズは関係ない。何度味わっても飽きない瞬間である。 初日は数本の小振りなGTを釣り、移動の疲れもあり一休み。石野も順調に数を伸ばし、初日は終了。利用しているロッジは、食事・洗濯・部屋の掃除と全てやってくれる。自分たちアングラーは、朝起きて食事をし、1日中GTフィッシングを楽しみ、帰ってきたら暖かいシャワーを浴び、ビールを飲んで夕飯を食べ、明日に備えて寝るだけ。フィッシングだけに専念できる。 2日目。やはり、風が強く波も高い。港からほど近いポイントから攻めていく。さすがクリスマス島。期待を裏切らず、元気なGTが水面を割ってルアーを襲ってくる。数は伸びなかったものの、この日もGTの顔が見られて一安心。 3日目。 「 風は止みそうにないなぁ 」 と石野と話をしながら朝食をとり、いつもどおりAM7:30くらいに出発。ガイドのイングリスによると 「 大型が出る 」 というポイントへ。何本かGTを釣ったあと、いい感じに潮が動いているポイントへ。自分が操るフィッシャーマンのデルタ5が、水面下を泳ぎ出した瞬間、大きな波しぶきとともにルアーが海中に引きずり込まれる。今まで経験したことがないファーストラン・セカンドランでラインが引き出されていく。 「 でかい! 」 そう感じさせる引きであった。イングリスのサポートを得ながら上がってきたのは、140?を越える巨体で、その口元にはカン付針が刺さっており、長年の修羅場をくぐってきたと感じさせる姿であった。9年ほど前に初めてモルジブで釣った小さなGTからスタートし、ようやくこのサイズまで辿り着くことができた。 4日目。この日は元旦。世界地図を見ていただければわかるが、クリスマス島は、世界で一番早く朝を迎える島。世界で一番早い元旦の日の出を見ながら、今日のフィッシングプランの確認。風も相変わらず強いので、行く前から一度やってみたいと話をしていたショアGTフィッシングへ。何もない1本道をトラックの荷台に2時間前後揺られながら着いたポイントは、波が浅瀬に打ち寄せているドロップ。 ファーストポイントでルアーをキャストしていると、波間から突然GTが姿を現し、ヒット!しかし、浅瀬に上げてくる時に、ロッドに伝わる嫌な根ずれの感触。案の定、次の瞬間 「 プツッ 」 という感触とともにテンションがなくなる。サイズに関係なく、ショアGTはオフショアGTの何倍も難しい。石野も苦戦しながら、何とか2人とも初ショアGTをゲット。数も取れずサイズも小さかったが、貴重な経験が出来大満足。帰りのトラックの荷台は、ショアフィッシングで濡れた体にはきつい寒さ。凍えながら戻ったロッジでは新年のパーティの真最中で、いつにもまして豪華な食事が冷え切った体を温めてくれた。 5日目。この日も無事に最初のGTを釣ったあと、フィッシャーマンのデルタ4に先日と同様の強烈なバイトが襲う。ラインを出されてしまったが、船でフォローしてもらい、少しずつゆっくりと確実にポンピングし、魚を浮かせてくる。何度かの突っ込みを耐えた後、反時計回りにゆっくりと魚が浮いてくるのが透明度の高い海中に見える。 「 これもでかい! 」 ガイドのイングリスが丁寧にランディングしてくれる。無事船中に上げられた巨体は、先日よりややスリムだが、長さはグッドサイズと呼ぶのにふさわしい自己記録のGTであった。 6日目。風が少し収まり、前日よりも遠くのポイントへ足を伸ばす。少し遠出するだけで、元気なGTが次から次へとルアーを襲ってくる。大型こそ出なかったが、十分にGTフィッシングを楽しんだ。 いよいよ最終日。この日も風が弱まり、遠くのポイントへ。何本かGTを釣ったあとの最後のポイント。ルアーを投げる度に、GT・カツオ・ハタ類が果敢にルアーにアタックしてくる。船縁までルアーを追うのをやめない。 「 出た! 」 の声がとまらない。一度にGTとハタ類が釣れることも。十数本釣ったあと、へとへとになりながら 「 もうやめますかぁ。 」 との石野の満足げな声で今回のGTフィッシングを終了。 翌日の午後、週一便しかないフライトも無事予定通り運行。2日間かけて帰国した日本は、寒波襲来で、一気に寒さが増していた。天気が悪いといってもさすがはクリスマス島。日差しは強く、しっかり焼けて帰国。今回の遠征の釣果は2人で100本ほどの釣果。自己記録も更新でき、今回も大満足の遠征であった。11日間必要なのがネックだが、アングラーにとってはまさに天国のような島。何度でも行ってみたくなる島である。 ※ イシグロ静岡中吉田店は、カーペンター・メロン屋工房・ハンマーヘッド・フィッシャーマンなど、遠征 ( キャスティング ) に必要なタックルを用意しております。お気軽にお問い合わせ下さい。 ※いつもお世話になっている旅行会社 フリーライドアングラーズ ( サイトURLは右下の「詳細はこちら」 ) 初めての遠征から大遠征・国内遠征までしっかりサポートしてくれます。 ■ イシグロ本社 越雲 ( 記 )

(上)今回もお世話になったフィッシングロッジ。(下)最初の1匹、GTゲット。ほっと胸をなでおろす瞬間。

(上)今回もお世話になったフィッシングロッジ。(下)最初の1匹、GTゲット。ほっと胸をなでおろす瞬間。

(上)石野氏の釣ったグッドサイズ!(下)キハダも狙えます!

(上)石野氏の釣ったグッドサイズ!(下)キハダも狙えます!

デルタ5に出た140cmを超えるGTとのファイト!口元にはカン付き針がついていた。最後は共に戦ったガイドのイングリス氏と。

デルタ5に出た140cmを超えるGTとのファイト!口元にはカン付き針がついていた。最後は共に戦ったガイドのイングリス氏と。

140cmオーバーのGTゲット!

140cmオーバーのGTゲット!

1月1日はショアGTフィッシングへ。トラックで2時間揺られ到着したポイントにて。

1月1日はショアGTフィッシングへ。トラックで2時間揺られ到着したポイントにて。

石野氏も苦戦しながらも何とか初ショアGTゲット!

石野氏も苦戦しながらも何とか初ショアGTゲット!

釣行日 2011/01/06
釣行時間 00:00~00:00
釣場 その他
ポイント クリスマス島
釣り方 オフショアキャスティング
釣魚 GT
釣果 2人で100匹
サイズ 最大140cm
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