桜も咲き始め、暖かく春らしくなってきた４月。ビック真鯛を求め、静岡県御前崎沖に行って参りました。今回お世話になった船宿は第十八福徳丸さんです。 今回のメンバーは初挑戦の中村(私)と、小林さん、ベテランスタッフの疋田さん、森下さん(タックルオフ豊川店)です。 ２時間車を走らせ、早朝５時に御前崎港に到着。この日の天候は晴れにもかかわらず、風ビュービュー。近くの風車がブンブン回っています。 船酔いの心配のある私は、小々不安でしたが、予定通り午前５時３０分に出船。 ポイントまでの移動中、なにやら船中が騒がしい。パッと海を見てみると・・・なんと近距離でイルカがジャンプしています。しかも何十頭も。感動的でした。 船長曰く、イワシの群れがいたみたいです。めったにないという事で、とても貴重な経験でした。今日は何かいい事が起こりそうな予感♪ しばらくしてポイントに到着。水深は４０ｍ。やはり天候は変わらず、風ビュービューで高波が船を襲い、揺れまくりです。案の定具合が悪くなった私ですが、何が何でも釣りたいので、ここは我慢。 釣り開始前に、今回の御前崎真鯛釣りについて疋田さん、森下さんからいくつかアドバイスをもらいました。なんでも、真鯛釣りで大切なことは、船長から指示された棚は必ず守ること。棚を全員が同じにしないと、魚のいる層がバラバラになってしまうからみたいです。 また、リールに付いているカウンターの数字はあくまで目安にして、糸の色とマーキングで水深を測ります。そして、魚が掛ったときは、早合わせ禁物。基本的には向こう(魚)合わせでいいそうです。 アドバイスをしていただき、さっそく仕掛けを投入。今回のハリスは１５ｍもあるので、絡まないように慎重に投入。大きく竿を１回シャクリ、コマセを出します。すると1分もしないうちにアタリがっ！竿がものすごい勢いで海面に突き刺さっています！ここで、すかさずアワセをいれます！ものすごい引きです！竿が海に持って行かれます。しかし、フッと軽くなり、まさかのラインブレイク！ハリスが切れてしまいました。リールのドラグをきつく締めすぎてたのが原因のようです・・・。 逃がした魚は大きかったみたいで、船長曰く「今のは６０ｃｍアップはあったな～」と一言。とても悔しかったですが、まだはじまったばかりと次に切り替え、再度仕掛けを投入。 今度はドラグを緩めて準備万端。しばらくすると、モゾモゾっとするアタリが！船長も気づいたようで、「ゆっくり上げてみて」と言われ、ゆっくり巻き上げてみると、またしても竿が海面に突き刺さります！今度は糸がどんどん出て行き、なかなか上がってきません。 しばらく格闘を続け、ようやく力尽きたのか、抵抗が弱くなり引き上げてみると丸々太ったマダイが顔を見せました！疋田さんにランディングしてもらい、無事にネットイン。サイズはなんと６４ｃｍでした。船酔いも吹っ飛ぶくらい最高の気分でした。 その後も疋田さんや森下さんが良型の真鯛を釣っていました。他にも良型のイサキやアジ、ハマチなどが釣れ、とても充実した1日でした。 今なら真鯛のものすごい引きが楽しめます。みなさんも良型の真鯛を釣りにいってみませんか？ ■
イシグロ豊川店 スタッフ 中村(記)
