こんにちは石橋です。
連日好調なスルメイカ釣りにまた行ってきました!
1時間ちょっとの釣行でアタリ2回、釣れたのは1杯でした。
写真にもある通り遠投カゴ釣り用の仕掛けを応用したものを使っていますが、お問い合わせが増えてきましたので仕掛けについて一度解説をしておきたいと思います。
まず今釣れているのはスルメイカがほとんどで、ヤリイカはかなり稀です。
ヤリイカは湾奥や浅場まで入ってくるので従来のように棒ウキ仕掛けのちょい投げで十分狙えますが、スルメイカはちょっと違います。
スルメイカは基本的に沖を回遊しているので、遠投が有利になることが多いのです。
加えてスルメイカは水中灯への反応がとても良く、仕掛けには水中ライトを組み込みたいところ。
そこで10号以上の重めのオモリ+水中ライト+遠投カゴ用ウキを使って、エサ巻きスッテを遠投するスタイルが流行ってきています。
仕掛けの全体図はこちらになります。
タックルは磯遠投竿や投げ竿などオモリ負荷10~15号の硬めのものがよく使われます。石橋のように両軸タックルを使うのもアリです。
投げ竿+PEラインの組み合わせも飛距離が出ておすすめです。とにかく遠投できるタックルを使いましょう!
仕掛けはウキ止めからカラマン棒までは遠投カゴ釣りと一緒になりますが、天秤にカゴではなくオモリを付けた水中ライトを付けるところがポイント。
天秤:サンナー 回転式遠投天秤
水中灯:渚の遠投師 水中灯 赤点滅
オモリとウキの号数はカゴ釣り同様、お手持ちの竿の鉛負荷に合わせて同じ号数を選んでください。
この先にハリスを1m弱付け、エサ巻きスッテを付ければ完成です。が、
イシグロで取り扱っている渚の遠投師さんの水中灯は赤点滅なのですが、イカを狙う際は緑点滅が良いとされています。
(自然界の生物発光に緑系統が多いので、という説が有力ですが正確には不明です)
そこで水中灯に少々改造をします。
水中灯の中のLEDを取り出し、ルミカのデンケミⅡ50を入れます。
水中灯キャップ上部には軟質発泡素材が詰まっているので、この中央の穴にデンケミを挿します。
デンケミはスイッチ式で、スイッチを押すごとに点灯→点滅→消灯と変わりますので、点滅状態にセットし、
下部のキャップを閉めれば完成!
渚の遠投師さんからは専用の緑色点滅LEDが発売されていますのでそちらでも良いのですが、
デンケミの方が光量が多く、またスイッチ一つでオンオフを切り替えられるのでとても便利です!
この他にも通常の水中ライトにハワイアンフック等でオモリを連結する方法があります。
水中灯:ルミカ集魚ライトS型プラス グリーン(超高速点滅にセット)
水中灯は明るければ明るい程、点滅は早ければ早い程スルメイカが良く寄るという説があり、実際にこの仕掛けで一晩に数十杯もの釣果を出している方もいらっしゃいます。
この場合は連結部分があまり動かないようにシリコンチューブ等(ブクブクエアポンプのホース等)を被せるのがおすすめです。
スッテは水平姿勢になりやすいエギタイプのものがおすすめで、定番のヨーヅリエサ巻きエギでもOKですが、
こちらのキーストン 早福型M 全夜光ホワイト が水平姿勢維持にかなり優れておりおすすめです!
最後にエサですが、使いやすさを考えると鶏のササミを塩締めしたものが臭いも無く一番です。
しかし臭いこそがアピールに繋がるという説も有力で、キビナゴやカツオのハラモ等を使われる方も。
どのエサを使うにしても重要なのは、こまめにエサを交換すること。
臭いの強いエサを使っていても、海水に長時間浸かっていると集魚力はどんどん落ちていきます。
数釣りの上手い地元の達人たちは、あらかじめエサを巻いたスッテを手元に数個用意しておき、時合いを逃さないようにローテーションしながらエサを取り換えて投入しているようです。
エサもスッテも多めに用意しておくと釣果が伸ばせます!ぜひ試してみて下さい。
例年通りであればスルメイカは3月一杯くらいまでは楽しめると思いますので、ぜひ釣れているうちにチャレンジしてみて下さい!
その他ご不明な点は是非店頭でお尋ねください。
それではお店でお待ちしております。
イシグロ伊東店 石橋
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