こんにちは。
タックルオフ工房の曽根です。
今年の春にファイブコアさんより発売されました「カーボンモノコックハンドル」。
軽量化と感度向上が期待できるパーツとして非常に売れている商品です。
今回はこのカーボンモノコックを使用したイカダ竿を作ってみましたのでご紹介させていただきます。
↑ 仕上がりはこんな感じになりました。
以前作り方を紹介させていただきましたカセ竿と作りは同じですが、リアグリップが
カーボンモノコックに変わっています。
以前紹介させていただきましたカセ竿の作り方はこちらのブログからどうぞ
純正のカーボンモノコックハンドルを少しカットしました。
そのままだと太い部分が少し長くなり、カセ竿の短めのリアグリップですとバランスが悪いと考えた為です。
今回はリールシートやブランクの塗装で使用したカラー(メッキ調メタリックレッド)にて塗装してみました。
リールシートはスクリュー部分を黒にしてツートンカラーにしてみました。
フード周りやその他のパーツカラーもメタリックレッドとゴールド、ブラックを使用することで統一感を出しました。
バット部分には前回紹介させていただいた、カーボンブレードホースを使用してバットパワーを上げています。
取付方法はこちらの過去のブログをご参考ください。
元竿の上二節は黒で塗装することで、穂先をつなげた時のバランスがよくなります。
メタリックレッドは赤いリールにベストマッチなカラーリングになります!
自分のリールに合わせたカラーリングで自由に作ることができるのがロッドビルディングのいいところですね!
上の写真は以前作り方を紹介させていただいた竿(黒金の竿)での釣果です。
今年も清水港では連日年無しが上がっています。
ここまで型がいいと近くに障害物がある釣り場では太糸で狙うのが基本になると思いますが、細糸を使用するのが前提の竿で作ったのでラインは1号と1.2号でテストしました。
結果38~51cmが18枚、そのうち3枚が年無しということで
いいテストになりました!
柔らかめの竿になりますので、細糸でもバットまでしっかり曲がってきます。
カーボン補強によってある程度バットパワーも上がっていることから、45cmクラスであればさほどのされる感じはありませんでした。
ただ年無しクラスになると少々「つっぱる」感じがあった為これ以上大きいサイズに走られたときには太糸でも切られる恐れがありそうでした。
そこで元竿があと10cmほど長くなればより大きなサイズにも対応できそうと考え作ったのが今回の赤い竿になります。
こうしていろいろ考えて作るのが自作ロッドの楽しいところですね!
是非参考にしてみてください!
せっかく釣れたので知り合いの居酒屋に持って行って調理してもらいました!
普段自宅で食べることのできないプロの料理で清水港の黒鯛が蘇えりました(笑)
住む場所によっては泥臭い、磯臭いと敬遠されることもある黒鯛ですが、ほとんどの場合身まで臭いことはありません。
今回食べた中ではもっとも匂いが影響される刺身のうまさに一番驚きました(笑)
清水港の黒鯛も持って帰る人は少ないですが、しっかり血抜きして持ち帰れば
料理次第で料亭で出てもおかしくないくらいおいしいですよ!
カセ竿の作り方はこちらのブログからご確認ください!
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