一般的にはあまりなじみのない 「 ホウボウ 」。
カサゴの仲間でそのユニークな魚体と、綺麗なコバルトブルーの大きな胸ビレが特徴的。
沖釣りでカンパチやヒラメの外道 ( げどう )
※ 主として狙っている魚以外に釣れた魚、として釣れる魚ですが、実は非常に美味しい魚なんですよ。
ここでは ホウボウのさばき方&刺身 のレシピをご紹介します ♪
今週の月曜日に、イシグロ浜松高林店 のスタッフ Kさん から
ソウダガツオ と一緒にもらったのがこの ホウボウ くん。
今までに写真では見たことがありましたがリアルで見たのは初めてです 。
なんともユニークなスタイルで、やはりこの大きなウチワのような 青い胸ビレ が超素敵!
びろ~ん。
( 胸ビレ持ち係=特別出演 次男 )
浜名湖沖でのジギングサビキで釣ったそうです 。
◎ ルアーガイド&ボート はしくにさん 利用
基本は青物狙いだったそうですが、渋かったようで…
うちに来たホウボウくんはどっちだろ?
さてさて、初めて食べるお魚、しかも釣りたて新鮮ということで
今回はお刺身で頂くことにしました~ !
あと 余談ですが … いつも写っている ↓でお魚をさばいている手は
父 です。私ではありません
老舗の日本料理店で三十数年間 板前をしておりましたので腕は確か。
私のお魚のさばき方の師匠です。いつも色々教えてもらってます。
< 材 料 >
・ ホウボウ
・ わさび
・ しょうゆ
変わった形ですが、おおよそ大名おろしと同じさばき方です。
1 背びれを包丁で切り落とします。
2 ホウボウは細かいウロコがびっしりあるので、
包丁をなでるように使って全体的にウロコを落としていきます。
ぬめりも若干あるので一緒に取る感じで。
3 腹ビレも包丁で切り落とします。
4 胸ビレの際から包丁で切り込み、反対側の胸ビレの際からも同じように包丁を入れ、頭を落とします。
5 内臓を取り出し、一度水洗いします。
キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭きます。
6 背骨にそって包丁を入れ、切り開いていきます。
7 ひっくり返して、反対側も同じように背骨に沿って切り開きます。
8 3枚におろせました。
9 身に残っている腹骨を切り落とします。
10 皮と身の間に包丁を入れ、皮を手で押さえて包丁を引いて皮をはがします。
11 小骨が残っているので、その部分を切り取ります。
または骨抜きを使って丁寧に抜いて下さい。
12 身を刺身にして、お皿に盛り付けて完成!
甘みがあってとっても美味しいお刺身でした~ 。
ホウボウのアラは非常に良いダシが出るので、アラは潮汁にしても良いですよ。
また身も一緒に煮込んでブイヤベースにするのも美味しいそうです 。
ぜひお試し下さい!