釣りを楽しむ
釣りを知る
店舗情報
セール・イベント
ログイン
イシグロメンバーズ会員ご登録でオンラインショップでのお買い物が楽しめます。
店舗ご利用のお客様は、アプリダウンロードでより便利にお得に、お買い物いただけます。
検索
店舗情報
閉じる
こんにちは、タックルオフ工房の疋野です。
前回まではフルリメイクでしたが今回は1ピースのルアーロッドを2ピースに改造します。
黄色のマスキングテープが巻いてある所でカットします。
カットした状態です。
カットした面を紙ヤスリで平らにならします。
次に、分割したブランクを繋ぐパーツを用意します。
こちらが、カットしたブランクの内径に合う印籠芯です。
印籠芯の太さは差し込むブランクの内径と同じか太い物を選びます。
ほとんどの場合、丁度いい太さの物は無いので内径より太い物になります。
2本あるのは、太い方の印籠芯は中空になっている為、その中空部分に細いソリッドの印籠芯を入れて補強する為の物です。
今回は、下側のブランクに印籠芯を接着して上側のブランクを抜き差し出来るようにします。
接着する長さと上側ブランクに差し込まれる長さと繋いだ時の隙間を計算して印籠芯をカットします。
2本の印籠芯を重ねて接着します。
ブランクは通常、テーパーになっている為、下側のブランクは下に行くにしたがって太くなり、上側ブランクは上に行くにしたがって細くなります。
ですが下側に接着する印籠芯はカットした口の内径より太い物は入りません。
なので、接着するブランク内側をなるべくストレートに近づけるように削ります。
今回は下側ブランクの内側を削って印籠芯がピッタリ入るようになったので、印籠芯の上側だけ削ります。
旋盤機にセットする為、チャックに掴まれる部分を保護します。
旋盤機にセットした所です。
ここから、上側ブランクの差し込み部分の内側のテーパーに会うように加工します。
解りづらいですが、テーパーに加工した所です。
上側のブランクと擦り合わせしながら削って行きます。
加工した印籠芯を下側ブランクに接着します。
こんな感じです。
補強の為、口にスレッドを巻きます。
ガイドを止めてるスレッドパターンに合わせました。
繋ぐとこんな感じです。
完成です。
いかがでしょう。
欲しかったロッドが、1ピースで車に積みづらい方や、持ち運びや保管に不便を感じていらっしゃる方など、チャレンジしてみては、いかがでしょうか?
タックルオフでは、お客様のニーズにお答えして、メイキングや改造、修理のご相談を受付しております。
是非、お近くのタックルオフまでお越し下さいませ。