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こんにちは
広報&採用担当のうるしーこと漆畑です(^ν^)
今回は、少し前に発売した
Tsulino:KAHUNAシリーズより
ショアバーサタイル7102ML-Tのレビュー!!
KAHUNAシリーズは
ロッドの中価格帯(15000円〜19000円程度)に位置しており
世間的には激戦区的な価格帯に切り込んだ
イシグロの本気(マジ)シリーズなのです
ロッドビルディングの知識と
イシグロの釣りウマ達の結晶
無駄を削ぎ取ったシンプルなデザインで
余計なコストをかけず手に取りやすい価格で提供しちゃっている…
鬼コスパロッド
それが
KAHUNA
なわけですが
うるしーはプロトの段階から欲しかった
ショアバーサタイル7102ML-Tを発売日に即日ゲットして
浜名湖チニングと
沖磯エギングで使用して
結果が伴った
ので使用感をお伝えしています
↑サーフモデルもGET♪
ショアバーサタイルモデルには
762ML-S
というソリッドティップ搭載の兄弟モデルがいます!
こちらは"静"の釣りにおすすめのモデル
例えばロックフィッシュなどの釣りで
ゆっくり底を感じながらルアーをズル引く
だとか
魚の吸い込むような小さなアタリを違和感なく取っていく
そんな釣りにはソリッドティップがおすすめです☆
ですが今回紹介するのは7102ML-T
チューブラーモデルで
"動"の釣りにおすすめの竿です
竿の上から下まで一本の素材でできているもので
異素材が入っていないので
感度がよくハリがあるので操作感に優れたモデル
しゃくったり巻いたりシェイクしたり
そんな動かす釣りに向いている竿です
で、チューブラーロッドって基本的には
胴からやや竿先に近いところで曲がるものが多いはず…
なんですけど
KAHUNAは振ってみると
かなーり竿先で曲がる…
そして負荷をもう少しかけると
胴から曲がり出す
可変調子っぽい曲がり方
コレがバーサタイル(万能)の所以で
5〜20gまでのかなーり幅広い適合ウェート
にこだわった結果
チューブラーながら竿先で軽いものを投げ
胴で重いものを投げることを可能にしています
穂先が柔らかめなKAHUNAですが
味付けはハリのあるしゃっきりロッド
アクションはすごーーーくつけやすいです
うるしーが得意としている
とは抜群の相性
よく使うのはDUO:マニック75 7.6gや
この釣り方では
ボトムから15㎝くらいチョンチョンっと跳ねさせるイメージで使いますが
KAHUNA7102ML-Tは繊細かつ確実に
アクションさせる事が出来ます
更にはチューブラーならではの感度のよさで
手元にしっかりとチヌの
”モゾ”っとしたアタリを感じられます
掛けたあとのロッドパワーは…
言うまでもありませんね★
さて
”跳ね上げる”
と言えばエギングですよね!
エギングでKAHUNA7102ML-Tを使うと
しっかりしゃくるときは穂先ではなく胴で曲がります
これまたしゃくり心地が良い
しっかりと水を噛んでグッとエギを跳ねさせられる
穂先→胴への曲がり方の変化もスムーズで
ムチのようにしなりながら
竿のハリでしっかり戻ってエギを跳ね上げる
個人的には
え?
エギング用?
って思うくらい完成度高いです( ´艸`)
今回のブログで一番伝えたいのが
エギングで使ってみてほしい!!
という事!!
うるしーは
元エギングのフィッシングマイスター
それはそれは色々な竿を触ってきましたが
8ftを切るショートロッドで
ズバリ!イチオシです!
とはいえ
まず弱点から
長さゆえ8ftを超えるロッドには
飛距離で敵いません
そりゃそう。
って感じだと思いますが
昨今の気難しいアオリを日中に釣るには
潮とか藻とか地形とか
なにかしらの変化を
目で見てタイトに狙い撃ちする事が
釣果の近道だと思いますので
飛距離は大きなデメリットには
個人的にはなりませんでした
むしろ短いことで狙った場所へキャストする精度は高まっています
もうひとつ
潮の早い場所や深い場所で
強く、しっかりとしゃくらなければ
エギを確実に動かす事が出来ない状況下だと
長さ的にも硬さ的にも少し物足りないかもしれない事です
それでもうるしーがエギングにこんなにも
激推しする理由は
エギのアクションを
季節のイカに勝手にアジャストする
可変調子です
ここで春イカ&秋イカのおさらいですが
春の大きなイカは頭も目も良くなっており
過剰なしゃくりを嫌う個体も多い中
それでもしっかりとアクションさせてアピールしないと釣りづらい
難しい時期です
逆に秋の新子シーズンは
まだあまりエギにスレていない事が多い為
しっかりアクションを入れて
目立たせる事で数を狙える時期です
そんな条件を念頭に置いて
普通はしゃくり方の強さや幅を変えたり
時にはロッドの硬さを変えて対応していくのですが
KAHUNA7201ML-Tでエギングをしている時
エギの号数によって調子が可変し
勝手に適切なしゃくりになっている
ように感じました
春の沖磯で3.5号エギ(約22g)を使っている際は
高い位置からエギを目視しながら釣りができるわけですが
ロッドを8時の位置から11時の位置まで上げ
1しゃくりにつきリールハンドル1回転の
巻きしゃくりで強めにエギを操作しても
ダートしながら移動距離が少ない
理想的なアクションができていました
つまり強くしゃくりすぎてもエギが動きすぎないんです
次に秋に出番の多くなる
2.5号~3号のエギを使用した際には
キビキビした長い飛距離のダートをしっかり出しつつ
浅瀬でも水面から飛び出しづらいしゃくりが
オートマチックにできます
かつ穂先が柔らかいおかげで
小型エギでもしっかりと重みを感じながらしゃくれたので
非常に気持ち良いしゃくり心地でした
まだまだシャロ―タイプやディープタイプ等
専門性の高いエギでロッドを使いこんでいるわけではないですが
基本のエギングは
非常に高いレベルでこなせるロッドです
大分長々と熱く語りましたが
うるしー的には自信をもっておすすめできる竿です
とりあえずなんでも使えて
あわよくばエギングに良い竿が欲しいって方はもちろん
竿の特徴によって釣り方を変えられるツワモノの方にも
使いやすく満足の行く性能だと思いますので
是非一度手に取ってみてくださいね( ´艸`)
ではでは!
株式会社イシグロ 漆畑